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カテゴリ:教室運営
チラシの原稿ができあがりました。
今週の木曜日に折込み予定です。 今回の「塾長の独り言」は50回目を数えます。 前回「寅さんシリーズ」の48回を超え、ついに大台とも言うべき50回に達しました。 よくまあ、飽きずにワンパターンを続けています。 以下はチラシの文面(裏面の「塾長の独り言」)です。下記の文章をA4サイズ1枚に収めています。 長くなります。 ============================= ★過去問の使い方 テスト直前では必ず ★過去問の利用 をします。 特に数学は過去問の利用は欠かせません。 過去問を利用して行えることは 1.点数予測 2.苦手問題のあぶりだし 3.基本問題の徹底 特に平均点以下の生徒にとっては3の基本問題の徹底が重要になります。 3の基本レベルの問題をパーフェクトにできるようになっているかどうかにかかっています。 ここで落とす問題をいかにゼロにするかです。 いつも言えることは下位レベルの生徒は最後のこのチェックが弱いです。 「普段はできるのにテストになると点数が取れないのです。」 この言葉を何回聞いたことでしょう。 ただ問題をテキストに沿って解いている限りは実際のテストでは点数はとれません。 テキストの問題は導入レベルの問題を理解できるように同じ問題が続きます。 解き方を身につけるように同じパターンの問題が続きます。 しかし実際のテストではいろいろな問題がばらばらで出題されます。 下位レベルの生徒にはそういった対応ができていないのです。 野球のトレーニングで言えば、バッティングマシンの球で打撃練習をして終わり、実際の試合でピッチャーの駆け引きのある投球に対する実践的な練習をしていないのと同じです。 実際に投手が投げる球に対応すること、また実践的な試合に臨んで力をつけていくことが要求されます。 勉強も同様です。単に順番にテキストの問題を解くだけではなく、過去問を解いて実践問題になれることが必要です。 過去問に関してはこれまでにもブログ(「ヤフーブログ...驚異の成績アップを実現する個別指導実践ブログ」)で数え切れないほど書き込みをしてきました。 このヤフーブログを見返してみました。 1.2005.06.22 過去問を使った学習方法 -問題の絞り込みー 2.2005.10.08 実践問題(過去問)を練習する意味 3.2005.10.14 過去問の取り扱い方 4.2005.10.19 過去問の取り扱い方その2 5.2005.10.30 過去問分析 6.2005.11.20 過去問ファイル 7.2006.01.31 過去問を使い始めました 8.2006.02.01 過去問を使い始めました その2 9.2006.04.13 過去問の準備 10.2006.09.01 過去問の利用法 11.2007.05.09 過去問の利用&講師の力量 12.2008.02.05 過去問の利用(進度管理) 13.2008.11.23 テスト直前の過去問の利用法(数学) 14.2010.02.14 過去問の利用法=自信の付けさせ方 15.2010.10.02 テスト前の過去問の利用法 ざっとこれだけ過去問について述べています。 過去問ついては何回繰り返しても言い足りないくらいです。 これからもまだ飽きずに過去問の効用については繰り返していくと思います。 ★個別指導の3原則 先日、東京まで出かけて教材会社の ★教務セミナー を受けてきました。 勉強会というタイトルでしたが、「教務セミナー」という内容でした。 その内容は、おそらくこれまで受けてきた教材の教務セミナーとしては一番説得力のある、充実した内容のものでした。 セミナーでの説明で学習塾の集客力のポイントは2つ、 1.成績が上がる=教務力 2.塾の雰囲気作り だそうです。 特に1の教務面が強いというのは、必須の条件になっています。 私の教室の教務の考え方とセミナーでの説明は重なる部分が多く、多くの点で共感しました。 今回の説明を聞いていると正直、私の教室のマニュアルを読んでいる錯覚に陥るほどです。 いくつかの個別指導のポイントについてご紹介いたします。 個別指導で大きく生徒を伸ばすポイントは下記の3点にあります。 1.反復学習 2.予習型授業 3.自信を持つ 1の反復に関しては言うまでもありませんが、それを徹底できている個別指導教室は少ないのが現実です。 テキストには書き込みをしないで、テキストに間違えた問題番号の横に × をつける その後 「×の付いた問題」のフォローをこまめに行っていきます。 私の教室でも以前、個別指導教室に通っていた生徒に必ず聞く質問があります。 ・授業の進め方 ・使用テキスト ・テキストへの書き込み テキストに書き込みをさせている個別指導教室がいかに多いことか。 それって、そのテキストは1回限りしか解かないことを意味します。 これでできるようになる生徒はいません。 2の「予習型授業」と3の「自信を持つ」についてです。 下位生は学校の授業が分からなくて、いつも下を向いています。宛てられるのが心配で顔を上げられません。しかし、学校の授業の予習を行って授業が分かるようになってくると、 ・前を向いて授業を受けられるようになる ・手を挙げられるようになる ・ほめられる ・自信がつく ・テストの点数が上がる ・積極的に勉強に取り組むようになる ・好きな科目に変わる の好循環になってきます。 反復を徹底して知識を定着させると同時に、予習型の授業で自信をつけて、学校の授業を集中して取り組めるようにすることが個別指導で大きく伸ばすポイントと言えます。 上記の内容を説明されていました。 日頃の学習の仕方を変えて、ぜひ上記の考え方を勉強法に取り入れられることをお勧めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月11日 23時27分32秒
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