今、主人は新1年生の合宿で不在。
(ちなみに、主人は高校教師)
この時期になると、思い出すことがある。
バンカラだった高校には、応援団がある。
新一年生は、入学するとすぐに、この応援団からこってり絞られることになる。
ちなみに、高校の応援団は、全員裸足に下駄。なおかつ、坊主で、新一年生を指導中での学校生活中は笑うことも禁止という、訳のわからない集団である。
選考は学校側から行われ、生徒会のようなポジションであった。
代々引き継がれる、ベルトは「紫色の紐」であり、なんか汚かった。
こんな応援団のいる高校にはいり、早速新1年生として応援指導を受けることになった。
毎朝、竹刀片手に教室を徘徊し、大声で歌わせられる校歌。
声が小さければ、机を「バン」と一刀し、「きこえんめ~が~!」と叫ぶ。
(方言、丸出しのところが面白い)
そして、お昼休みにも、ご飯を食べる時間もそこそこに同じことが繰り返される。
これが1週間くらい続いたでしょうか?
終わったころには、合宿に突入。
「黙祷~!」という言葉で始まり、ず~っと、体育館で正座する。
(合宿中といわず、毎日あってたけど・・)
今、考えると、なんていう指導なんだかなぁ~と、苦笑してしまう。
そんなこんなで、応援指導も終わり、みんな涙して、○○高校に入ったんだなぁ~と意識する。
今、考えると、不思議な景色だ・・・
と、いうより、このときに、あんなに怖かった応援団の1人と結婚することになるとは夢にも思わないことでした。
主人が、新1年生を連れて合宿にいくと、何だか、ふと懐かしく思ってしまう、私でした。
運命って不思議だよ
![pen](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fwww.geocities.jp%2Fpink_little_peach%2Fmomoline%2Fpen03.gif&b=0893a9c2b78765f99b304da375973c9b)