テーマ:ペンギンさんの南極日記(499)
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今日の話題は、「南極とインスタントラーメン」です。
皆さんご存じですか?インスタントラーメンは、南極観測隊のために作られてと言っても過言ではありません。1959年(私の生まれた年)に南極観測隊の保存用の食料として開発されました。 南極観測隊でそのおいしさや保存能力が確認され、世の中に広まったのです。逆に言えば南極観測隊員は実験台だったのかもしれませんが、お湯を沸かせれば何処でも食べられるんですから便利ですよね! 内陸旅行の時にこの大事なインスタントラーメンを忘れた我が調査隊は、毎回食事を作るのが大変でした…。マヨネーズを内陸に持ち込んだ人がいますが、凍ると油と卵が分離するので毎日、はなみはなさず抱いて寝たそうです(話が横道にそれました)。 南極での食料の保存という観点で言いますと、南極は、自然の冷蔵庫です。食パンを外に1年間デポ(置いておくこと)しても、解凍して焼けば全く味は変わっていません。逆に缶ビールは、凍らせるとはれつしますし、6ヶ月もたつと「おり」がたまって美味しくありません。 20年前に越冬したとき、インスタントカップ焼きそばの数が少なくて、すごく食べたい衝動にかられました!「酒」の話で取り上げましたが、無いものは希少価値があって値段ではありません!食べたいものは食べたい!こんな話を書いているとお昼は無性にインスタントラーメンが食べたくなりますね! ■PEN□ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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