やおぎもがケンミンショーで紹介
やおぎも(広島弁で「やおい(柔らかい)肝」)は、甘辛い味付けとソフトな食感が人気な、牛の肺で作られたお酒のおつまみ。本日5月31日放送の人気テレビ番組、秘密のケンミンSHOWの「ヒミツのごちそう」として、紹介されていました。ホルモンというと近年、ホルモンヌと呼ばれる女性を中心に人気を博しているグルメで、ハラミやシマチョウ、マルチョウなど、豊富なバリエーションを揃えているが、牛の肺とは聞いたことがありません...。しかし、広島のスーパーのお総菜コーナーなどでずらりと並び、広島県民たちは躊躇せず買っていくということです。ユアーズLIVI広島本通店、マルシン小野本店舟入店など、市内のおよそ半分のスーパーで取り扱っているそうです。<やおぎもの作り方>牛の肺自体は味がないが、触感が非常に良いので、調理次第でおいしいものができるそうです。牛の肺の臭みを抜くために、30分ほど茹で、食べやすい一口大にスライス。タレはベースの醤油に、ザラメ、そこへピリ辛の一味を加えると、味がないという牛の肺に甘辛いこのタレの味を存分に注入。さらに生姜で完全に臭みを抜けば、やおぎもの完成!この甘辛テイストとソフトな食感が、広島の飲んべえのハートを鷲掴みにしてるのです。やおぎもを卸す工場・フレッズの営業部部長によると、やおぎもが食べられるようになったのは40年前。肉問屋たちが始めたということです。広島といえばお好み焼きをイメージするが、実はホルモンも昔から食べられているのだとか。広島市の肉問屋さんが、それまであまり食べられていなかった牛の肺を使い始めると、意外と食感も良くて食べやすい、と、スーパーを中心に出回り始め、昭和40年代から「やおぎもの甘辛煮」として次第に定着したということです。牛の肺は下処理に手間がかかるため、居酒屋では提供されなかったようです。【訳あり/業務用/希少】(やおぎも,ヤオギモバサ,フク,ホッペ.プップギ)