ペ ン 先 は E F よ り B B

[万年筆] カテゴリの記事

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• インク壜容量アップ

  インキ止式万年筆へのインク注入には、今まで写真中央のドクターマーチンのスポイト付きインク壜を使っていましたが、容量の少なさとスポイトの小ささがやや不便でした。もっと大きいサイズのスポイト付き容器はないものかと街をうろうろ探していると、丁度いいサイズのものを発見しました。写真右の無印良品で販売されている「ガラス容器・スポイトタイプ・60ml]という商品。容量は60mlなのでモンブランのインクがまるっと入り、容器の色も常用のレーシンググリーンの色と似ているので、違和感もありません。用済みのドクターマーチンの壜は携帯用にすればいいのですが、インキ止式万年筆はたっぷりインクが入るのでその必要はないでしょう。

  2009/02/18

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• 業務用？ペンケース

  以前からペリカンM800の天ビスやクリップが何となくグラグラするようになり、たまにきつく締め直したりしていたのですが、このままではネジ切りをナメてしまう事になるので修理に出しました。そして2週間ほどたった今日、店から連絡が入ったので引き取ってきました。店頭で修理伝票を渡すと、写真の様な伸縮自在のプラスチック（ビニール？）製のペンケースに入ったM800を渡されました。くるくると回しながらフタをとってペンを取り出しゆるかった天ビスとクリップを確認すると、しっかり元通りになっていました。「このペンケース、もらってもいいですか？」と店員さんに聞くと、「どうぞお持ち下さい」とにっこり。保証期間内だったので料金も無料でした。このペンケースはかなり伸縮が可能で、最小で約12cm、最大で約22cmのペンが収納可能です。安っぽくて味も素っ気もない物ですが、何故か気に入りました。

  2009/02/12

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• はぁ～

  で、インクテストの結果です。Diamine社のダークグリーン、写真一番上のどう見てもターコイズなインクがそれです。その下が同社のロシアンブルー。群青色というか、青み強めのブルーブラックという感じで、なかなかいい色です。一目瞭然、Diamine社のダークグリーンは明るすぎて一番下のモンブランのレーシンググリーンの代用インクにはなりそうもありません。ネット上の色見本は当てになりませんねぇ…。と言うか、当てにする方が間違っていたようです。こうして浪費と迷走と楽しみは続く…。

  2009/01/27

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• インクがやって来た

  ニューヨークのペンショップ、artbrown.comからオーダーしたインクが届きました。さっそく中を開けるとインクが2本、パッキングリストのプリントが1枚、A5ぐらいのフルカラーで40ページほどのオリジナルカタログが1冊。このカタログが結構キレイで、写真も大きく載っていて値段も事細かに掲載してあり、外国のパンフレットにしてはクオリティが高いようです。肝心のインクのレビューは次回アップします。

  2009/01/26

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• ついついポチっと…

  ろけろけさんのブログでモンブランのレーシンググリーンが廃盤になるかも知れない、とのことで色々調べましたが確かにどこも品切れのようです。一時的に生産・供給が中断しているだけかも知れませんが、このインクを常用している者にとっては心中穏やかではありません。もしもこのインクが廃盤になったら、いったいどのインクを使えばいいのか…。カランダッシュやエルバンにもよく似たグリーンのインクがありますが、容量が少なく割高です。そこで、以前から気になっていたこの海外サイトで販売しているDiamine社の「ダークグリーン」と「ロシアンブルー」を思い切ってオーダーしてみました。たっぷり80ml入りで12ドル95セント。今は1ドル90円ぐらいなので日本円で約1165円とかなりオトクなインクです。Diamine社はあの「ヤード・オー・レッド」のインクを製造している会社という事なので、品質に問題は無いでしょう。それより問題なのは送料がインク2本分より高い37.5ドルなので、日本円で計算すると今回オーダーしたインクは1本2853円という事になります。後悔先に立たずですね。

  2009/01/20

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• ペントレ

  友人から借りていたアウロラのチェリーニ、ついに自分の物になりました。そろそろ返して欲しいとメールが来たので、僕の持っていたモンブランの146（なんの面白みもない現行品）とアウロラのブラックオプティマと手作り手帳3冊を「この2本と手帳でトレードしてくれ」と現物を送ると、このチェリーニの箱が送りつけられてきました。トレード成立と言う事でしょう。箱の中にはユーザー登録カードも未記入のまま入っていたので、友人の気が変わらないうちにとっとと自分の名前を書いて投函しないと…。

  2009/01/10

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• 整理整頓

  ペリカンM300やパイロットのS系など、柔らかいニブの万年筆をいろいろと試筆してきました。結果は、う～ん…。確かにニブは柔らかく、特にパイロットのニブが上に曲がっている物（名前忘れました）は出来はいいとは思いましたが、Bニブは無いとのこと。ペリカンのM300は思ったより小さく、持ってみると指がぶつかってしまいました。さらにこれでBニブかBBニブにするとインクもあっという間になくなるでしょう。この万年筆はEF～Mニブまででメモ書きか小さな手帳用でしょう。結局何も買わずに店を出て、たまに行く古道具やさんに寄り道して帰ることにしました。そこでまた衝動買いしたのが写真の道具箱、あるいは引き出し（？）です。昭和30年代製で金具も当時のまま。ちょいとボロですがガタツキは無く、目立つひび割れも無いようです。引き出しの中にハギレ革で仕切りや中敷きを作ってやれば、万年筆とインク壜の収納に十分使えそうです。お値段3,800円なり。

  2008/12/28

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• 今年最後の浪費は…

  今年の始めに購入したペリカンのM1000やナミキを使い出してからというもの、その柔らかい書き味とタップリフローにすっかり魅了されてしまい、硬い書き味やフローが少なめの万年筆はあまり使わなくなってしまいました。毎年この時期には何か次の一本を買おうとウキウキするのですが、今年はあまり食指が動きません。もう硬いペン先の万年筆は使う気がしないので、ペリカンM1000と同等の柔らかいペン先の万年筆を探すと、ほとんどありません。もう一本ペリカンM1000やナミキを買うのもなんだか芸がないし、予算もきびしい…。いよいよヴィンテージ万年筆の世界しか無いのか…。今のところ候補はペリカンのM300。結構柔らかめのペン先らしいので、試筆しに行って来ます。

  2008/12/20

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• ドンキホーテのペントレイ

  事務所の近くにケバケバしいディスカウントショップ、「ドンキホーテ」ができたので行ってみました。店内は食品からコスプレ衣装までジャングルレイアウトで商品が陳列され、めまいがするほどでした。そこで見つけたのが写真のお香立て。船型で全長約28cmの木製で、先端近くにお香を差す穴があいています。これはペリカンM1000などの大きい万年筆用のペントレイに使えそうと購入。798円也。早速ハギレのヌメ革をベタリと全面に貼って形通りにカット。コバを磨いて出来上がり。所要時間約40分！りっぱなペントレイのできあがりです。

  2008/12/15

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• 対照的な2冊

  久々に万年筆関係の本を買いました。万年筆ミュージアムと楽しい万年筆画入門の2冊。「万年筆ミュージアム」は歴代の名品や限定品、レアものの万年筆などの美しい写真が満載で、とにかくゴージャス＆リッチな内容でため息が出ます。特にモンブランの限定品の情報が多いようです。「楽しい万年筆画入門」は万年筆ファンにはおなじみの古山画伯にによる、万年筆で絵を描く技法が満載です。万年筆の選び方からデッサン法、着色での仕上げまで懇切丁寧に解説してあり、万年筆でイタズラ書きばかりしている僕にとって福音書になるかも知れません。

  2008/11/28

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• ペリカンの新製品

  swisherpens.comからの情報で、ペリカンから創立（？）170周年記念万年筆として「マジェスティ」の限定品が出るようです。写真の通り全身ゴールドプレート製で、よりゴージャスになり定価はUSドルで$2,650。販売価格は提示されていません。ひょっとしたら円高なので海外から購入した方が安くなるかも？

  2008/11/13

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• お気に入りは持ち歩く

  ナミキのインキ止め万年筆は全長が約18cmもあり携帯するには不向きと、おもに机上用として使用していました。でもしだいにそのバカでかさにも慣れてきて「持ち歩けないこともない」と専用ペンケースを作りました。写真奥のペンケースは以前作ったペリカン1930'sサイズ用で全長約13cm、手前が今回製作したもの。全長19cmぐらいになってしまいました。作り始めの時は大きくて大変かと思いましたが、以外と早くできました。小さいペンケースの方が急な曲面・曲線の連続が多く、作ってみると以外に時間と労力がかかります。

  2008/11/07

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• インキ止式は快適

  インキ止式万年筆を使い始めて8ヶ月ほど経ちました。使い始めの頃は、インクが漏れやすいのではとかインクの補充が面倒なのではないかとか、色々と不安でしたが全て杞憂に終わりました。首軸や尻軸のガタつきやゆるみも無く、各部品がピッタリとはまっています。インクの補充は首軸をはずしてスポイトで入れるのですが、面倒どころかとても楽しい作業に思えて来ました。ペリカンM1000の倍はインクが入るので、あまりこの作業が発生しないのが寂しいくらいです。写真のようにペン先の仕組みは首軸・ニブ・ペン芯のみととてもシンプルな構造で、取り外しも工具不要。クリーニングも楽々です。

  2008/10/24

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• スティピュラの不思議なインク

  スティピュラのセピアとダークブルーのボトルインクを買いました。なかなか不思議な色をしています。ダークブルーは濡れている間はキレイな濃いブルーで、乾くとほんの少し紫色が混じっているような色になります。セピアは落ち着いた色で、比較的薄めのブラウンに近い色をしています。そしてどちらのインクも乾くと何となく色あせた感じというか、書いてから2年ぐらい経った様な感じがします。スティピュラの万年筆はビビッドな感じのモノが多いので、インクもハデかなぁと思っていましたが、以外でした。実はグリーンも店頭でサンプルを見せてもらったのですが、出がらしの茶葉のような色で、これはパスでした。

  2008/10/17

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• あなたも作家になれる

  文藝春秋・文春文庫部長の高橋一清さんという芥川賞と直木賞の選定にも関わっている人が先日、ラジオの深夜放送で興味深い事を話していました。「ワープロは文章を書き足す作業。手書きは文章を削る作業。名作は文章を削って生まれるんですよ。」とのこと。万年筆で書け、とは言っていませんでしたがなんだかうれしくなりました。写真はその高橋さんが書いた本。僕は作家になるつもりも才能も無いので未読です。

  2008/10/15

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• やっちまった

  ペリカンM1000のBニブをピカピカにしようと金磨き布で磨いていたら、いつの間にか銀メッキが取れて金色だけになってしまいました（写真左が通常、右がやっちまった方）。一瞬青ざめましたが書き味には影響はなく問題はありませんでした。むしろ前よりニブが薄くなってより書き味がフワフワになったかも？いずれにしろよそ見しながらの作業は危険です。

  2008/10/03

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• アトランタから文房具がやってきた！その2

  その6本の万年筆のニブです。右上のグニャグニャに曲がった物以外はそれほどひどい状態ではありませんが、主軸内部はほとんど壊滅状態。ゴムサックが欠如しているかボロボロに砕けています。でもなかなか見立ては良いので額装して壁に掛ければいいいかも知れません。アトランタで酷使され、ボロボロになった万年筆が日本の片田舎で額に飾られ、ひっそりと余生を送る訳です。

  2008/09/26

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• アトランタから文房具がやってきた！その1

  アトランタの友人からアンティークのステーショナリーが届きました。万年筆が6本と、ペーパーナイフ、ディップペン、ディップペンのニブ、それからブラス製の小物入れ。いずれも古い物のようです。万年筆はほとんどがレバーフィラー式で、確認できたメーカーはシェーファー、エバーシャープ、パイロット。いずれの万年筆も見事に修理不能なほどこわれています。それよりもオマケで送ってきた、写真中央上のディップペンとスタンド。これはなかなか面白い機構で、上部にインクを入れておくと使った分だけインクが下に降りてくる仕掛けのようです、内部のパッキンがボロボロでこのままでは使用できない様ですが、なんとかこれは修理できそうです。赤いパッケージの替えニブは比較的きれいでした。次回はもう少し詳しくアップします。

  2008/09/19

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• まとめ洗い

  メガネの掃除は結構めんどうです。レンズをいくら拭いても曇りが取れなかったり、ヒンジ部分の汚れが取れなかったりと、気になるとやめられなくなったりします。そこで最近気に入って使っているのが、写真の「メガネのシャンプー」。シュシュッとアワを吹きつけ、2～3分放置した後、ジャブジャブ水洗いして乾いたタオルで拭けばピカピカになります。ついでに腕時計や万年筆も一緒に洗えば手間が省けますが、万年筆の場合はペン先は取り外し、水洗いはせずに濡れタオルで拭き取った方がいいようです。

  2008/08/30

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• 真夏の昼の夢

  今日は仕事もなく、あまりに暑かったので文房具店に涼みに行きました。何も買ってはいかん！と財布はほとんどカラにして行ったのですが、ショーケースを見るとペリカンM1000の3B、グリーンが飾ってありました。MかFはいつも見かけるのですが、3Bが置いてあるとは…。試し書きさせてもらったらフワフワでヌラヌラでヌメヌメで、あとほんの少し研げばベストなペン先になる…。それから後はよく覚えていないのですが、気がつくと店を出た僕の手にはしっかりと万年筆が入った紙袋、財布にはクレジットカードの利用控えが…。この暑さが悪いんです。で、グリーンのボディにはグリーンのインクがお似合いですね。パイロットの色雫の深緑なんてのはどうでしょう。

  2008/08/03

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• 古い万年筆

  今日の朝、取引先の広告代理店の社長さんから、アンティークの万年筆をいただきました。自宅の物置から出てきたそうで、わざわざ僕の事務所にに持ってきてくれました。ニブには「PILOT Made in Japan 14k」と書かれてあり、パイロット社製の万年筆のようでした。首軸をはずすと中には金属製のパイプ、先端に小さなレバー。中には多分ゴムチューブが入っているようです。早速本で調べると、ちゃんと載っていました。「パイロットスーパー」という商品で、昭和33年に発売されたようです。ペン先はEFぐらいでガリガリですが、少し研げば十分使えそうです。でも中のチューブはボロボロのようで、振るとカランカランと劣化したゴムの音がします。シロウトの僕には修理は無理でしょう。修理は東京の専門の店に頼まないと無理、と社長さんに伝えると「あげたんだから、好きにしていいよ」と忙しそうに帰っていきました。親切でせわしない人です…。

  2008/07/28

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• 無地の手帳

  子供の頃から僕は無地のノートや手帳が大好きで、今でもモレスキンのダイアリー以外は全て無地のものを使っています。罫線や方眼・文字など、何か紙面に印刷されているとなんだかとても邪魔に感じてしまうのです。特にデザインのネタ出しの時などイタズラ書きや走り書きをするので、罫線や方眼が目に入ると思考が邪魔されるように感じてしまいます。でも、デザインのアイディアが出ないのはノートや手帳のせいではなく、自分のせいなんですけどね。僕の脳みそも無地なのかも…。

  2008/05/13

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• アトランタから万年筆がやってくる

  以前勤務していた広告制作会社の同僚（女性）が結婚して、旦那さんの仕事の関係でアトランタに住んでいます。その彼女から、こっちのアンティークショップで万年筆を見つけたので送るとのメールが。添付の画像を見ると、こちらでは見かけない万年筆が6本。メールには万年筆に付いていた値札の文章が転記されていました。写真上からEVERSHARP $12.95 PERMAPOINT EVERHARD FABER $9.95W.A.SHEAFFER $39.95WINDSOR　$6.95EPENCO $34.95PLATIGNUM "SILVERLINE" $9.95「万年筆の事はなんにも分からないのでとりあえず送るね～」とのこと。さてさて、どんな感じのアンティーク万年筆が届くか楽しみです。

  2008/05/08

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• ペリカンの新製品

  ペリカンから「自然の美観シリーズ polar lights」が発売されるようです。「polar lights」とは日本語で言うところの「オーロラ」。確かに画像を見るとそんな感じです。詳細は不明ですがサイズが2種類（600と400ぐらいでしょうか？）あるようです。

  2008/05/06

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• 万年筆に最適な紙

  取引先の印刷屋さんから「ボンドペーパー」や「バンクペーパー」が入っている、タケオの紙の見本帳をもらいました。中には「キャピタルボンド」や「ギルクレイスボンド」など、聞いたことのない紙見本も入っています。今まで万年筆に最適な紙はフールスペーパーとボンドペーパーぐらいしか知りませんでしたが、こんなにライティングペーパーの種類が豊富とは以外でした。そして早速万年筆で試筆してみると、「キャピタルボンド」と「スピカボンド」あたりもなかなか良さそう。紙の表面は少しザラザラしていますが、しっとりしています。インクのウラヌケは皆無でした。写真では写っていませんが、両方とも紙の所々に商品名のすかしも入っています。印刷屋さんが言うには、このタケオの見本帳にある紙はフールスペーパーよりも1.5倍から2倍の値段がするそうです。う～ん、高い。フールスペーパーだって通常の紙より少し高いのに…。「OKシュークリームって紙は国産だけど、良い紙だよ。表面はサラサラで万年筆でもウラヌケしない上質紙だよ～」とアドバイスを残して、印刷屋さんは帰っていきました。

  2008/04/13

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• 筆圧測定会

  仙台駅前の文具店で最近気に入っているスティピュラのインク「ダークブルー」を買ったら、店員さんからDMをもらいました。「筆圧測定会」という、あまり聞き慣れないイベントなので店員さんに尋ねると、専用の筆圧測定器を使い、その人にあったペン先の太さや硬さが分かり、さらには何故か性格判断まで出来るそうです。ペンクリではなく「筆圧測定会」と言うのは未経験なので是非とも行きたいのでですが、残念ながら週末は桜祭りのイベントの撮影があるので行けそうもありません。それに性格判断で「いい加減・適当・万年筆には向かない」なんて結果が出そうで怖いです(^^;)

  2008/04/10

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• 100円のペントレイ

  ナミキの万年筆はキャップをした状態で全長約175ミリと大きく、いつも使っているペントレイにこの一本だけがおさまりません。一本用のペントレイやペンレストはあまり売ってないし、ここはまた無い物は作るしかないってことで、ホームセンターへ。木材コーナーに行くと「どれでも1個150円」とポップが貼られたワゴンに、写真の様に片方がえぐられた端材があったので、これを1本と手頃な大きさの平板1本を買いました。税込み315円なり。これを全部ナミキの万年筆がおさまる大きさに糸鋸で切り木工用ボンドで接着。薄くニスを塗った後、えぐれた部分にハギレ革を貼っておしまい。所要時間約1時間。釘は全く使いませんでした。ヤスリがけがテキトーで仕上げがイマイチですが、まぁこれで万年筆が机でゴロゴロしないですみます。余った材料であと2個は同じ物が作れそうなので、このペントレイ1個の材料費は100円ぐらいでしょう。

  2008/04/03

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• インク瓶

  インキ止め式の万年筆は首軸をはずし、付属のガラス製のスポイトでインクを入れます。面倒そうですが、何か化学の実験のようで逆に楽しかったりします。でも付属のスポイトがガラス製で、落として割ってしまったら大変と気を使ってしまいます。そこで何か落としても壊れないプラスチックのスポイトが無いか部屋を探していると、スポイトとキャップが合体している「ドクターマーチン」のドーロイングインクの瓶を発見。このインクはディップペンやガラスペン、あるいは絵筆用で万年筆には使えないのでお蔵入りになっていた物でした。これに常用のモンブランのレーシンググリーンのインクとラベルを貼ってインキ止め万年筆専用にしました。右のビスコンティのインク瓶は吸入式の万年筆用に使っています。腰から下ががくびれていて、インクが少なくなっても比較的吸入しやすいので便利です。

  2008/03/10

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• 美しさと匠の技は細部に宿る

  このNAMIKIの万年筆、キャップ部分はいっさい継ぎ目がありません。エボナイトの棒を削り出して作られているようです。クリップ部分はしっかりと中でネジ止めされているのですが、そのネジ切りはキャップの奥深くに切られています。よほど精密な作業をしないとこんな奥深くにネジを正確に切るのは不可能だと思います。そして尾軸は締めると継ぎ目がほとんど見えなくなるほどの正確さです。最後に一番感心したのはキャップの入り口の内側部分。よく見ると不織布のような、あるいはフェルトのような、何か柔らかいものが塗られています。これでキャップの開け閉めでボディにキズが付くのを防いでいるようです。一見、シンプルで目立つデザインではありませんが、この万年筆使っているとこれを作った職人や技術者たちの美意識や技、そして思いやりが伝わってきます。

  2008/03/02

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• NAMIKIの万年筆2

  エボナイトに漆を塗った軸は、しっとりとしていて濡れているようです。ちょっと握っただけで指紋が付いてしまいます。インキ止めの内部機構はほとんど精密機械のようで、がたつきや不安な動きは皆無。各パーツがスムースに動きます。50号の大きいニブ（太さはB）はペリカンのM1000と同じぐらい柔らかで、書き味もなめらかでフローもたっぷり。ラッピングペーパーで微調整の必要も無いほどです。そしてペン芯にまで漆が塗られています。店頭で見たときはかなり大きいボディだと思いましたが、握ってみると以外にしっくり来ます。モンブランの149よりも太い軸なのですが、以外に軽いのと漆が塗られているせいか滑ることもふらつくことも無く、サラサラ書けます。いまさらインキ止め式万年筆はどうかなぁ、と思っていたのですが、そんなことは全くありませんでした。尻軸を締めたりゆるめたり、インキの補充をスポイトで入れたりと確かに一手間二手間多いですが、この精密で美しい万年筆を作った職人たちの凄みや意地、そしてプライドがひしひしと感じられます。とても金儲けしたくて作られた物とは思えません…。

  2008/02/27

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• NAMIKIの万年筆1

  去年の暮れにペリカンM1000を買ったとき、実はもう一本オーダーしていた万年筆がありました。NAMIKIの「URUSHI Collection 漆黒」という、漆塗りのインキ止め式。やっと昨日手に入りました。ほとんど手作りなので2～3ヶ月待ちになると言われちょっと悩んだのですが、去年の夏、東京のとある百貨店で見たときの圧倒的な存在感が忘れられず、オーダーしてしまいました。見ての通り、とにかくデカイです。写真のようにペリカンの420がおもちゃに見えてしまいます。次回はもう少し詳しくレビューします。

  2008/02/25

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• 大橋堂は忙しそう

  大橋堂からのハガキと万年筆を持って、早速無料点検に行って来ました。応対していたのは50～60代（もっと若かったら失礼…）の女性の方でした。万年筆を渡すとその場でさっとペン先を分解し、小さなバケツに入れてジャブジャブ。あと30分ほどかかりますが、よろしいですか？と聞かれたので、どうぞごゆっくりと僕。その間、机にずらっと並んだ万年筆を眺めていました。並んでいる万年筆は全てカートリッジ・コンバータ式なので、「インキ止め式は作らないんですか？」と聞くと、その女性は「昔は作っていたんですけど、中の部品を作る職人がいなくなってしまったのでもう作れません」とのこと。その部品とは、インキ止め万年筆の中に入っている鉄の芯なんだそうです。ただの鉄の芯ではなく、腐食に強い特殊な処理を必要とするらしく、それを作れる職人がもうやめてしまったそうです。「その鉄の芯さえあれば今でもインキ止め万年筆はつくれるんですか？」と聞くと、「もちろん作れますよ。ウチが作っていた止め式（インキ止め式万年筆は昔こう呼んでいたそうです）はインキが漏れないって評判だったんですよ」とにっこり。ただ、当時は粗悪品も大量に出回っていて大橋堂製以外の万年筆もたくさん修理したそうです。「私の小さい頃の話しですよ。もう何年も止め式は見てませんねぇ…」とその女性の方は最後につぶやくように言うと、またにっこりしました。写真の万年筆は新作の螺鈿細工や朱塗りの逸品。26万円！高い！螺鈿細工のは値段が書いてありませんでした…。

  2008/02/19

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• 大橋堂からのハガキ

  大橋堂の万年筆「PC-1」の極太ニブを購入してからそろそろ1年。故障や不具合も無く、ニブもだいぶ丸くなって書きやすくなりました。買った当初はかすれや引っかかりが少しありましたが、気にせず毎日使い続けたらなんだか直ってしまいました。そして今日、大橋堂から無料点検の案内ハガキが。場所は大橋堂の店舗ではなく、三越仙台店で行われるようです。大橋堂は日本中の大手デパートで出張販売しているのは聞いていましたが、地元仙台でも同様の様です。ちなみに日時は2月19日（火）～25日（月）場所は仙台三越店4階ネクタイ売り場。無料点検・クリーニングだけでなく万年筆の販売もするので衝動買いしないように気をつけて行って来ます。

  2008/02/16

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• 今年は日記が進まない

  モレスキンのポケットダイアリーを使い続けてもう5年目。今年は限定品のレッドを使っていますが、やはり去年までとは違い品質が低下しているようです。この限定レッド版だけに限った事かも知れませんが、まず書くのをためらうくらいウラヌケがひどいです。これではもう万年筆は使えないほどです。紙の腰も感じられません。明らかに紙質が変わっています。それから綴じが2カ所だったのが3ヵ所になり丈夫になったようですが、そのかわりきつくて開きにくくなりました。このサイズの手帳なら2ヵ所綴じれば充分だと思いますが…。

  2008/02/05

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  また衝動買い

  たまに行くアンティークの店で、不思議なモノを発見。紙製の箱にずら～っと付けペンのような、万年筆のペン先のようなモノが48本。「これなんですか？」と聞くと、「昭和三十年前後のモノらしいんですけど、よく分かりません」とのこと。キレイだったので仕入れてみたんだそうです。5,000円の値札が付いていたので悩みましたが、ついついまた衝動買いしてしまいました。 ニブには、「RYO "R"IRIDIUM PEN (3) A」と書いてあり、ハート穴も長丸型や逆V型など様々。ペン先にはイリジウムの玉も無く、裏には何にもありませんでした。なんとも不思議な50年以上前のモノですが、確かにキレイです。

  2008/01/15

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• M1000はフワフワ

  ペリカンのM1000、Bニブを買いました。買うつもりはなかったのですが、店頭で試し書きをしたらそのあまりの書き心地の良さに衝動買いしてしまいました(^^;)M1000は市販されている現行品の中では一番柔らかく、ある程度万年筆になれた人でないと使いこなせない、なんて言われているので僕は今までスルーしていましたが、試し書きしてみると万年筆とは本来こういうモノだったのではないかと思えてきました。確かにペン先はしなやかで、力の入れ具合で字幅がすぐに変わってしまいますが、書き味はなめらかそのもの。毛筆に似た感覚です。走り書きや打ち合わせのメモ書きには不向きかなぁ…ですが、書き心地をたっぷり楽しむなら最高の一本です。M800とM1000、違うのは大きさだけだろうと思っていたのですが、この2本は全くの別物でした。

  2008/01/09

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• 新年

  新年明けましておめでとうございます。旧年中、私のブログにおいで下さった方々、ありがとうございました。今年もまた相変わらず、くだらない文章と写真をアップしていきますのでご笑覧下さい。

  2008/01/02

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• 博打万年筆

  デルタの「少数民族シリーズ」はとても個性的な万年筆で、微妙な色合いが美しい万年筆です。でも店頭で本物を見たことがありません（東京なら別でしょうが…）。仙台市内にある文具店に行っていろいろ聞いてみました。ある店の店員さんによると、「少数民族シリーズ」はオーダーしてから届くまでに約3ヶ月。基本的にお客からのオーダーが無いと発注できないので商品サンプルはない、オーダーした本数しか来ないので微妙な色合いの軸でも客が選べる自由はない、もちろんキャンセルも出来ない…だそうです。つまり客は、どんな色合いかわからない万年筆をおとなしく3ヶ月待った後、文句を言わずに10万円近く払わないといけないのです。文具店の店頭でそんな大博打はとても打つ気はおきません。海外のネットショップでは約半額で売っているところもあります。どうせバクチを打つならこっちの方がいいかも…。

  2007/12/27

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• ロスからニブが届く

  1週間ほど前にロサンゼルスにあるステーショナリーショップ「cajun pen shop」にオーダーしたニブが届きました。ペリカン400用のBBとアウロラのBニブ。これで現在所有している万年筆はほとんどBニブ以上になりました。このショップにオーダーした時、商品の確認メールが来たので、「遠い日本から商品が届くのを楽しみにしています」とつたない英文で書いて返信したら、すぐに「Thank you! Thank you again for your business!」とかなんとか、至る所にサンキューの文字だらけの返信が。遠い日本からのオーダーがうれしかったんでしょうね。

  2007/12/19

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• ペンレスト付手帳

  「リオショルダー」と言うイタリア製のちょっと高めの革を買ったので、また革表紙の手帳を作り始めました。今回はカットされた革ではなくダブルショルダーと言うサイズ（約120平方センチ）で購入したので、革の端まで付いてきました。本来なら捨ててしまう所なのですが、これがなかなかワイルドと言うか、ざっくりしていていい味なのでこれを生かして手帳を作ってみました。「トラベラーズノート」のような丸ゴムを「モレスキン」のように取り付け、革の端の部分をペンレストとして利用します。手帳を綴じるときはくるっとくるむので、小口汚れ防止にもなります。

  2007/12/08

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• ペリカンの新製品「Ductus」

  ペリカンから「Ductus（日本名はダクタス？）」と言う新製品が出るようです。詳細は不明ですがボディは金属、ラッカー仕上げでサイズは800シリーズと同じぐらいのようです。

  2007/11/28

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• 年末大掃除

  ペリカンの1930Sシリーズはインクタンクの容量が少なく、ひんぱんに吸入作業が発生します。さらに写真のイエローゴールドはBニブを研磨してBBぐらいなのでよけいです。そのせいか、最近ピストンがきつくなってきました。この万年筆はペン芯とニブ以外は特別な工具が無くても全て分解が可能らしいので、ネットで情報を集め、一度もやったことのないピストン部分解をおそるおそるやってみました。結果、思いの外簡単に出来ました。バラバラになった部品を一晩水に浸け、その後ほんの少しシリコンオイルを含ませた布で拭き、ピストン部分にオイルを塗布。乾かして組み立て、終了。再びインクを吸入するとスムーズにピストンが動きました。しかし吸入式の万年筆って、精巧な部品で出来ているんですねぇ。上の写真、何も知らない人が見たら万年筆とは分からないんでは…。

  2007/11/25

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• ペリカンの新製品

  ペリカンから"The Lighthouse of Alexandria"「アレキサンドラの大灯台」と言う万年筆が出るようです。詳細は不明ですが「世界の七不思議シリーズ」でしょうか？なんかまたデカくて高価なようです。

  2007/11/14

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• 結局ペリカンの800に戻ってしまう

  このゴテゴテした銀の万年筆はアウロラのチェリーニ。友人を拝み倒して「永久貸与」してもらっているのですが、そろそろ返還しないといけません。最初見たときは、ばかばかしいほど派手で重たそうだなと思っていたのですが、実際使って見るとそれほど派手さは感じなくなり、キャップをはずして書くと絶妙な重みが逆に快適に感じます。「ダンテ」や「85周年」など、アウロラの限定品は出来がいいものが多いような気がします。でも、気がつくと一番出番が多い万年筆は写真のペリカンの800だったりします。握りやすさ、内部機構の精巧さ、そしてニブの出来など、どれをとっても満足です。そして何より感心するのは、このペリカンの万年筆は比較的安価でデパートや量販店、そしてネットでも気軽に手に入り、価格もオープンな所です。「万年筆は使ってナンボ」というポリシーの表れでしょう。

  2007/11/12

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• ペンケース、バージョンアップ！

  マグライトで型取りしたペンケース、やはりインチキはいかん、一度ちゃんとした木型で作ってみたい、ってことでホームセンターで丸い木の棒を購入。一本200円ぐらいでした。棒の先を丸くカッターで削り、革を濡らしてその棒に押しつけて成形。当たり前ですが、マグライト型取り版よりキレイに出来ました。最初からこうやれば良かったのに、高価な革をムダにしてしまいました。

  2007/10/19

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• 万年筆専用手帳製作再開

  フールス紙を使ったハンドメイドの手帳を友人達にプレゼントしたら、以外に好評で、「もっと小さいのがいい」とか、「もっとページ数を増やして欲しい」「カッターで切った切り口が汚いのできれいにしろ」とか、いろいろとカスタムオーダーが。タダでプレゼントしたのになんちゅうヤツらだ。でもみんな喜んでくれているので、それではと以前から買おうと思っていた断裁機を購入。ネット上で評判が良かったPLUS社製のものを2万ちょっとで購入。モノが来るまでは、ホントに使えるのかなぁと少し不安だったのですが、いざ使ってみると、すごい切れ味！コピー用紙だと約130～140枚、ほんの少しの力で一気にスパっと切れます。あまりの切れ味の良さに、家中の古新聞や古雑誌を探してはスパスパ切って、もう切るモノがないのかとがっかりするほどでした。それから安全装置や切るラインを明るく照らすガイドライン機能なども装備されていて、この値段の割には良くできています。これで大きさも厚さも思い通りの手帳が作れます。ただ、この断裁機すごく重くてデカイです（タテヨコ約40cm、重さ約12kg）。使わない時どこに置こう…。

  2007/10/16

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• オリジナルペンケース完成

  型どりはテキトーにやっても何とかなるんですが、やり直しがきかない裁断と目打ちはこわいです。で、なんとか完成です。汚い縫いが目立たないように茶色の糸で縫いました。あとはコバをもう少し磨けばなんとかシロウトさんはごまかせるでしょう(^^;)。革細工はちゃんとプロに学ぶか教室に通うべきですね…。

  2007/09/06

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• オリジナルペンケース

  革が盛り上がっているペンケース、いったいどうやって作るのか不思議でしたが、色々と本を読んだりネットで調べると、どうやら革を濡らして木型にはめ込んで作るようです。で、まねしてみることにしました。でもペンケース用の木型などあるはずもなくどうしようかと思っていたら、机の上に単3サイズのマグライトが。これを木型の代わりにやってみました。使用した革はブルガノと言う革で、とてもしなやかでソフト。まずその革をジャブジャブ水洗いし、素早くマグライトをぎゅーっと押しつけ、力任せに引っ張りました。あとはテーブルにおいてへりのあたりをジッポーのライターのエッジで再びギューっとあてて整形。形が整ったら素早くドライヤーで乾燥。本職の革細工職人に見られたら殴られそうな荒技です。大橋堂のデカ万年筆は太さがちょうどマグライトの単3サイズと同じなのでできあがったらこの万年筆専用ケースになります。手前のペリカン用ペンケースは失敗作。型取り（こっちはマグライトの単4を使用）はうまくいったのですが、断裁と縫いがメチャクチャになりました。今度はうまくいきますように…。

  2007/09/03

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• ツライチに近いノートカバー

  革のノートカバーは結構見かけますが、僕はこの手のノートカバーはあまり好きではありません。コバが小口から大きくはみ出している物が多く、開きにくいと感じてしまいます。で、作ってみたのが写真のノートカバー。ダックノート用です。どうせ作るならと、いつものセンターペンホルダーをつけ、コバがなるべく本体とツライチになるよう、写真下のように表紙を一回り切って縫い代スペースを確保しました。ダックノートには少しかわいそうでしたが、コバのはみ出しも極力抑えられて市販品よりは使いやすいかと思います。縫いとコバの処理はぜんぜんダメですけど（ソフトオイルレザーのコバはメチャ毛羽立ちます）。コバコートでごまかすか(^^;)

  2007/07/27

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• ない物は作るしかない2／完結編

  写真１、革の表紙を貼る前に、まず本体を化粧裁ちします。今回は大橋堂の万年筆「PC-1」極太ニブ専用ノートを作るので、高さや幅のバランスをそれに合わせます。写真2、その本体を採寸し、天地左右を1～1.5mm大きく表紙を作ります。今回使用した革は多分ヌメ革タンローで厚さは1.5～2mmぐらいでしょうか。なにせ3枚500円の特価品なのでよくわかりません(^^;)まぁちょうどいいでしょう。あまり厚いと開きが悪くなり、写真3の背表紙を漉く作業が大変になると思います。どのくらい漉くのか、革の厚さやコシにもよりなかなかこの辺難しいです。写真4、ボンドを塗ります。最近のボンドは乾きが早い！写真を撮っている間に乾いて来ました。まず見返しに均一に塗り、小口側からそーっと貼っていきます。今回は速乾性のボンドを使いましたが、普通のボンドの方が張り直しがきくのでいいかも知れません。両面張り終わったら重しをしてほっときます。写真５、ペンホルダーをつけます。パーツを用意。大きさは大橋堂のデカ万年筆を挿す予定なので太さを採寸し、型紙を作って裁断。写真６、革漉きが甘かったのか、ちょっと革がよじれてしまいました(^^;)。でも綴じはしっかりしているようです。赤く見えるのは栞です。写真7、机において開いてみると、少し背が浮きますが、まぁいいでしょう。写真８、やっと完成。完結編は乾き待ちの時間をのぞくとざっと2時間でしょうか。今回は背表紙の革漉きをテキトーにやったので、開きはイマイチでした。革漉きは疲れるしゴミが散乱するしめんどくさいなぁ…。

  2007/07/13

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