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テーマ:心の病(7312)
カテゴリ:気分障害
2011/11/24 13:02【図書館】
今日も図書館詰めです。今日読んだ「President」という雑誌で仏教を特集していました。その中で紹介されていた瀬戸内寂聴さんの記事を引用します。 --- 世の中は常に変化し、人生には予期せぬことが起こり、そして、人間は必ず死ぬ。こう覚悟しておけば、度胸が据わります。大変な災害に遭おうと、会社をリストラされようと、「ああ、これこそ世の習い」と感じることができれば、あわてふためくことはありません。 お釈迦様は、「この世は苦である」とおっしゃいました。生きることは苦しいと。しかし、この世は苦であると最初から思っていれば、どんな苦しみにも耐えられます。苦だと決まっているのだからじたばたしたって仕方がない。 「『一切の形成されたものは苦しみである』(一切皆苦)と明らかな知恵をもって観るときに、人は苦しみから遠ざかり離れる。これこそ人が清らかになる道である」(ダンマパダ=法句経) 耐え忍ぶことを、「忍辱(にんにく)」と言います。お釈迦様は、苦にはひたすら耐えよとおっしゃった。苦に耐え抜いたとき、きっと予期していなかった心の平安が与えられるのでしょう。 --- 色んな人が色んな苦しみをかかえています。 わたしも、うつ病や躁うつ病(双極性障害)を抱えて10年苦しんできました。 今は3度目の休職から復職にチャレンジすべく、リハビリしています。 これからも苦は延々と続いていくことでしょう。すっかり仕事のブランクも空いてしまい、10年間殆ど仕事らしいことができていません。 まずは復職できたとして、おそらく何も仕事が与えられずに過ごす期間が延々と待ちかまえています。 へたしたら、会社に居る期間、ずっとこんな感じで耐え忍ばなければいけないかもしれません。 でも、「苦に耐え抜いたとき、きっと予期していなかった心の平安が与えられるのでしょう。」という寂聴さんの言葉を信じて、1日1日新しく生まれ変わるつもりで苦を耐え忍んでいきたいと思います。 人気ブログランキングに参加しています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 24, 2011 06:01:38 PM
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