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カテゴリ:昭和のおもいで
私の母は妙に顔剃りが好きでした 定期的に私の顔の産毛をチェックし 「そろそろ伸びてきたで 剃ったるわ」 といって 石鹸のふたに水をいれ かみそりといっしょに持ってくる 私は横になって 剃ってもらうのだが これが やたらこそばゆくて 特にほっぺのあたりになると 笑いが止まらなくなってきて 反り返る そうなるともう 際限なく もっとこそばゆくなってくる 危ないので動くな といわれても もうだめ 究極のこそばゆさ 剃り残しはおかしいからと 時間を置いてまた やり直し これを繰り返し やっとのことで剃り終わる 母もよくぞ こんなやっかいなことを毎回毎回 やってくれたものだ もう趣味の領域と言えよう(笑) そして私は といえば 今現在 子供の顔は1度も剃ったことが無い かみそりを使うのが怖いし たぶん子等はこそばゆくて 私のように反り返るだろうな そんなわけで、下の娘などは 産毛が沢山でおでこが無い(笑) 剃ってあげたほうがいいのか悪いのか これまた謎 かつて剃られた私のあご辺りから 男らしい毛が一本 たまに生えてくるのも事実・・・
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