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カテゴリ:自然・生き物
昨夜遅く京都から疲れてフラフラになって帰宅して一夜が明けた
今朝、こちらの地元紙の 中日新聞 朝刊の一面を見て、ちょっと 驚きでした ![]() 一面の6割ぐらいのスペースを占めて出た話題は、政治経済でも 大事故や自然災害でもなく、1週間前に名古屋の 東山動物園 の サル舎から逃走したニホンザルの 「ムコドノ」 が南区で捕獲された、 ということでした。 ま、あえて言うなら、ちょっとした事件でしょうか。 要するに 「動物園から逃げたサルが捕まった」、こんなことが新聞の 一面を大きく飾るなんて・・・ ![]() と思いつつも、世の人々が衝撃を受けるような大事件や大災害が 起こらなくてよかった、ということのようです。 ムコドノは2年半前の2010年4月に、東山動物園のニホンザル舎へ 迷い込んだ野生の子。 そのまま飼育されることになったのですが、ニホンザル舎が雌だけ だったことから 「ムコドノ」 と命名されたそうです。 “女の園” に入り込んでしまったムコドノ。 もしかしたら 「なんか俺、えらい所に来てしまったがや ![]() 思っていたのかもしれませんね。 脱走して2日目ぐらいまでは、動物園の職員たちで周辺の東山の 丘陵地帯を捜索していましたが、そのうち名東区や昭和区でも目撃 されるようになり、ついには昨日夕方に動物園から約10km離れた 南区の住宅街で捕獲となりました。 この1週間で述べ400人以上の“人間”を振り回したムコドノ。 捕獲のときには、園職員と獣医師らが30人態勢でいて、さらには 現場に警察官とマスコミと300人ほどの野次馬がいたそうです。 ムコドノは動物園に連れ戻されることとなりました。 「いろいろな人にご迷惑をかけ申し訳ない。」 と謝罪した動物園長は、 再発防止に取り組む決意が固く、ムコドノがサル舎の外で自由に 暮らすことはもう、なくなってしまったようです。 再び “囲われた女の園” で再び暮らすこととなったムコドノ。 もし人間と会話ができるなら私は、「今、どんなお気持ちですか?」 と 聞いてみたいものです ![]() こちらは愛知県犬山市にある日本モンキーセンターのおサルさんです。 ムコドノもこうして高い場所に上がったときに、つい外の世界に出ちゃったのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 23, 2012 10:54:23 PM
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