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July 4, 2023
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カテゴリ:気になるTV番組
2023年NHK大河ドラマ 『どうする家康』 の感想です。

この回は徳川家康の生涯の中でも最大の悲劇となった、
1579年の「築山殿・信康事件」でした。

いろいろな説があるこの事件で、ドラマではこれまでに
ない解釈がされました。
ただ私としては、本当の瀬名(有村架純さん)は悪女では
なかったまではOKだったのですが、瀬名が素晴らしい
女性であったという部分に重きを置きすぎて、その分、
徳川家康(松本 潤さん)が身贔屓でいい加減で頼りない
大将になってしまった感じを受けました。

ドラマ終盤で瀬名との別れとなるシーン。
瀬名が大事なのはいいけど、「国なんぞどうでもいい!
知ったことか!」と家康が言ったのは嫌でしたね。

1560年の桶狭間の戦いの後、今川から離れるとき、駿府に
残る家康(当時は元康)の家臣の妻子たちが、家康の離反の
見せしめに処刑されてます。

家康の妻子は無事に人質交換が成立し、そこは回想シーン
でも出てきて感動的に描かれたけど、それはあの者たちの
犠牲があってこそのことだと思います。

家康はそういったことを忘れて、家臣たちの痛みに思いが
至らない大将なのか?とも思える描写でした。

そして徳川信康(細田佳央太さん)の方は、このドラマでは
戦場に出てはじめのうちは気分が高揚していたけど、ある
ときからトラウマなのか戦が恐くなってしまいました。

今までに伝え聞く信康は、武勇の誉れが高いだけでなく、
家康の側室・お万の産んだ男子を家康は周囲をはばかって
遠ざけていたのですが、信康が「我が弟と呼びたい」と父・
家康に認知させた優しさも持っています。

だから岡崎衆は信康を慕っていて、ドラマでも信康が岡崎を
出るシーンでは別れがつらい家臣たちが涙していました。
二俣城での最期も、感動的ないいシーンでした。

他には、例えば山岡荘八の『徳川家康』では、信康が自刃
した後に、後追いで信康の小姓が切腹したともありました。

今回のドラマ終盤では、瀬名と家康のシーンが回想も含めて
かなり長く続いたので、それよりも「信康を慕って小姓が
後追い切腹」なんてシーンを、小姓役をジャニーズの若手が
やってくれてたらなあ、とか思ってしまいました。

早いもので、ドラマが始まってもう半年が過ぎたのですね。
あと半年、どんな展開になるか楽しみです。

こちらでは様々な意見がでていて参考になります。
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天正7年(1579)、正妻の瀬名が構想した経済で東国を治める案に乗り、武田とは
互いに戦を避けてきた徳川家康(松本 潤さん)でしたが、それはやがて織田信長
(岡田准一さん)に徳川は武田と内通していると伝わり、家康は鷹狩りと称して
出てきた信長に詫びを入れ、その後の指示を仰ぎました。
織田の重臣の佐久間信盛(立川談春さん)は、内通の噂は虚説であろうと家康を
かばってくれましたが家康は何も弁明できず、そして信長は「徳川の家中のこと
だから自分で決めろ」と言って去っていきました。
その帰り道に家康は瀬名のいる築山に立ち寄りました。
瀬名はこの騒動の元である自分と信康が責めを負う覚悟をし、五徳には実家の父・
信長に自分たちの悪行を書いた書状を送るよう命じました。
そして家康は「瀬名と信康は責めを負って自害したことにして二人を逃がす」と
決め、側近たちとともにその手配に動きました。



五徳の書状を持って信長のいる安土城に赴いた酒井忠次(大森南朋さん)は、書状の
内容のまま瀬名と信康の悪行の数々を信長の前で読み上げ、瀬名と信康は自害と
主君・家康は決定を下したと信長に伝えました。
一方、家康の命を受けて瀬名と信康を逃がすよう動いていた服部半蔵は、二人の
身代わりとなる者を見つけた、二人が岡崎を出た後にその者たちとすり替えて
逃がす、しばらくは名を変えて別人として密かに生きて、世が変わればまた元の
ように、と計画を家康に報告していました。



8月に入り、信康が岡崎を出ていくとき、城主だった信康を慕って仕えていた
多くの家臣たちが涙しました。
(このときすでに逃げるつもりはなく自害を覚悟していた)信康は別れ際に妻・
五徳(久保史緒里さん)に「いつでも織田に戻るがよい。」と言いました。
しかし(計画どおりいずれ信康が戻ってくると信じていたのか)五徳は「自分は
この先も『岡崎殿』と呼ばれたい。」と言って笑顔で夫・信康を見送りました。
ただ山田八蔵(米本学仁さん)はじめほとんどの家臣たちは、武家の世の習いで
主君・信康は二度と帰ってこないだろうと考え、辛い別れとなりました。
(ここで一つ疑問が。そもそも信康がこうなったのは五徳の書状が原因だと考え、
五徳を恨む家臣もいたと思うのだけど、そういう描写は無し。山岡荘八の『徳川
家康』では、五徳の愚痴手紙はかなり前のことで一時の感情で書いてしまった、
五徳が家臣団の前で信康の助命を家康に直訴して家臣団が五徳を見直したとあり、
このほうが流れが自然に思えました。)



家康は信康が半蔵たちの計画どおりに動いて、堀江城に入る前に逃げたと思って
いましたが、信康は堀江城に入ってしまいました。
家康は苛立って半蔵を叱りましたが、半蔵は信康自身にその気がなかったと。
そこで家康はもう一度、大久保忠世のいる二俣城に移すと決め、今度こそ信康を
必ず逃がすよう半蔵に命じました。
しかしそれでも信康は二俣城に入ってしまいました。
そして8月末、瀬名(有村架純さん)は築山を出立し、三河領を出た後は小舟で
佐鳴湖を渡って冨塚に着きました。
大鼠(松本まりかさん)は瀬名に、藪の中にいる瀬名の身代わりの女と早く入れ
替わるよう促しましたが、瀬名はその女を逃がしました。
瀬名の覚悟を悟った大鼠が瀬名の介錯の態勢をとると鳥居元忠(音尾琢真さん)が
それを阻止、そうこうしていると霧の中から小舟で家康たちがこちらに向かって
くるのが見えました。



9月15日、二俣城で謹慎を続ける徳川信康(細田佳央太さん)に、守役の平岩親吉
(岡部 大さん)は早く逃げるよう再度促し、大久保忠世(小手伸也さん)は力
ずくでも逃がすよう殿(家康)から命を受けていると説得しました。
母・瀬名が無事に逃げた後にと考える信康は半蔵に訊ね、半蔵の返事からそれが
嘘だと感じた信康は、皆の言うことを聞くフリをしました。
そして隙をついて親吉の刀を奪い、その勢いのまま刀を自分の腹へ。
あれだけ存命を願った若殿・信康の突然の自刃に親吉と忠世は激しく狼狽、でも
この傷ではもう助からないとわかると、守役として岡崎で信康に愛情を注いできた
親吉は信康の体を抱きかかえてただ泣き叫ぶばかりでした。



絶え絶えの息で信康は親吉に「我が首を、しかと信長に届けよ。」と命じました。
そして「信康は見事、務めを果たしたと父上に・・。」と最期の力を振り絞って
言伝を続けるけど、もう楽にしてやりたいと考えた服部半蔵(山田孝之さん)は
信康の介錯をするから離れるよう親吉に言いました。
信康が可愛くて信康から離れない親吉を忠世が力ずくで引き離し、信康が半蔵に
視線を送って介錯を頼むと、半蔵は「御免!」と刀を振り下ろしました。
(切腹してからの信康は、痛くて苦しいけど言伝を皆に伝えたい思いと、苦しい
けど自分を愛してくれた親吉が自分を離さないのをどこか嬉しく思う気持ちと、
でも苦しいから早く介錯をと望む気もちがあったのかなと想像しました。)



浜松に戻っていた家康は、このふた月ほどの間のことで憔悴しきっていて、於愛の方
(広瀬アリスさん)が家康に寄り添っていました。
しかし小姓の井伊万千代(板垣李光人さん)から信康が自害したとの報を受けると、
家康の疲労は限界を超えて倒れてしまいました。
床に伏しても眠れない中で家康の脳裏に幾度も浮かぶのは、佐鳴湖を渡って瀬名を
富塚まで迎えにいったあの時のことでした。



自害を決意した瀬名を、家康は生きるよう必死で説得していました。
しかし瀬名は、こうなったからには信康は生きていまい、だから自分も共にと。
「(この騒動の)全てを背負わせてくださいませ。」ーー瀬名の言葉に家康は、
「世の者どもはそなたを悪辣な妻と語り継ぐぞ。」と悲しさや悔しさが交錯した
思いで涙ながらに伝えましたが瀬名は「平気です」と。
そして家康の胸に自分の手をあて、「本当の私は、あなたの心におります。」と
言った時、家康はこの世から永遠に去ろうとする瀬名を抱き寄せました。



でも瀬名は「ここにいてはいけない」と家康に早く城に戻るよう促し、家康の供を
してきた本多忠勝(山田裕貴さん)と榊原康政(杉野遥亮さん)に家康を連れて
行くように命じました。
死出の旅立ちを決めた瀬名に悲しみの涙が止まらない家康でした。
瀬名はそんな家康に「ずっと、ずっと見守っております。」と言葉と共に最期の
微笑みを送り、家康もなんとか少し笑ってそれに応え、自ら小舟に行きました。
家康を乗せた小舟が岸を離れ、家康がもう一度岸辺の瀬名を見たとき、やっぱり
瀬名を死なせたくない家康は舟を戻せと命じました。
暴れる家康を「ご覚悟を!」と必死で抑える忠勝と康政と、そして自分のために
ここまでしてくれた家康を見て、もう思い残すことはないと瀬名は微笑み、首に
懐剣を当ててひと思いに引きました。
大鼠が瀬名の介錯をし、大鼠は瀬名の亡骸に土下座して別れを告げました。





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Last updated  July 4, 2023 03:34:14 PM


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