3603734 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
February 20, 2024
XML
カテゴリ:気になるTV番組
2024年NHK大河ドラマ 『光る君へ』 の感想です。

ドラマがだんだんと進むにつれ、脇を固めるメイン
キャストの方々の動きに目が離せなくなってきました。

まず藤原道長(柄本佑さん)の二人の兄の藤原道隆
(井浦新さん)と藤原道兼(玉置玲央さん)。

第1回の登場のときから、自分が気分を害することが
あると立場や力の弱い者に暴力的に当たり散らして、
しかもそれを当然と考える嫌な奴だった道兼。

でも権力のためなら恐ろしく冷徹になる父・藤原兼家
(段田安則さん)に、おそらく幼い頃から兄・弟とは
違うぞんざいな扱いをされてきたら、持って生まれた
性格以上に心がヒネてしまって、でも父の愛を求めて
いるのだろうと感じました。

そして特に目立ってなかったけど前回の漢詩の会から
その急に存在感が出てきた嫡男・道隆は、父のやり方を
見ていて、弟の性格と心の内を考えて、道兼を一人に
しないと約束しました。

道兼は自分は父に利用されてもいいと言ったけど(卑屈、
あきらめ)やはり兄が自分に優しい言葉をかけてくれる
のは嬉しいのです(気分が高揚)。
ただ道隆が、弟が感情の起伏が激しいのを計算していて、
それを利用して道兼に何か大仕事をさせるような気が
するのですが。

そしてだんだん注目度が上がってきた直秀(毎熊克哉さん)。
今回は打毬のピンチヒッターとして道長が思いついたの
ですが、その時の言い方が「最近、弟が見つかった」。

その言葉に道長も公任も斉信も、誰も驚きません。
この時代は、身分の高い男が気まぐれに女の屋敷に出入り
して、その後は別れたけど実は子供ができていたとか、
正妻の他にも妾に屋敷を与えて通っていたとかは、よく
あったことでした。
なので、「今まで知らなかったけど、実は他にも自分の
兄弟姉妹がいたんだよねー。」ということでしょう。

何気ないシーンや言葉の中に、当時の世界感を垣間見る
ことができて、これも面白いものです。

こちらでは様々な意見がでていて参考になります。
 ⇒ ⇒  #光る君へ


寛和元(985)、最愛の女御・忯子を失った花山天皇(本郷奏多さん)は訃報を受けて
取り乱し、寝所から被り物すらせずに忯子の亡き骸に駆けつけようとしました。
しかし当時は死は穢れと考えられていて、天皇や貴族は遺体に近づくことは許されず、
気力を失った帝(花山天皇)は離れた場所からただ忯子を思うばかりでした。
ただこの裏には右大臣の藤原兼家に命じられた安倍晴明の呪詛があり、晴明はこれで
帝は失意のあまり政を投げ出すから兼家にとって好都合と説明していました。
さらに晴明は、右大臣家にいくら権力があっても自分の霊力を侮らないよう、自分は
政をする人の命運も操るとくぎを刺していました。



さて、三男の道長に「人の命を操り奪う者は卑しき者のすること」と言って間接的に
晴明を強気で批判していた藤原兼家(段田安則さん)でしたが、やはり晴明の言葉が
内心は気になっていたのでしょう。
恐ろしい夢を見て夜中に目が覚め、妾の藤原寧子(財前直見さん)を起こし、怯えて
甘えていました。
そんな兼家を寧子は「大丈夫、大丈夫。」となぐさめ、「大丈夫だから(自分たちの
間の子の)道綱をお願いしますよ。道綱、道綱。」と兼家に吹き込んでいました。
表では権力で押し通していく兼家だけど、寧子には小心者の一面を見せていました。



忯子の亡き後、帝はすっかり政をする気力が失せてしまい、政は左大臣・源雅信
(益岡徹さん)以下、重臣たちの話し合いで進められていました。
この時の議題は亡き忯子に皇后の位を贈りたいという帝の要望について。
帝の側近の藤原義懐(高橋光臣さん)は忯子を皇后にと強く主張しますが、他の
者はほぼ、それはあり得ないとか、わからない、難しい、という意見でした。
その中で唯一、右大臣の兼家は「先例は見つかればよい」と意見し、はっきりと
反対しない兼家のことを藤原実資は陰で怒りながらも理由がわからずにいました。



ある夜、兼家の嫡男・藤原道隆(井浦新さん)と次男の藤原道兼(玉置玲央さん)は
二人で酒を酌み交わしていました。
道兼は帝に気に入られている義懐が兄・道隆をはるかに超える出世をしていることに
腹を立てていていましたが、当の道隆は気にしていませんでした。
それよりも道隆は、何かと気が回る弟の道兼が父のためにと無理をしてはいないか、
父にいいように使われてはいないか、と道兼を案じていることを伝えました。
外には出せない自分の思いをわかってくれ、自分を置いてはいかない(兄弟のために
泥をかぶっても知らん顔はしない)と言ってくれる兄・道隆の優しさに心を打たれた
道兼は、思わず兄の胸で泣き崩れました。



投壺(とうこ)をしながら早死にしてしまった妹の忯子のことで悔んで不満を言う
藤原斉信(金田哲さん)、そんな斉信に藤原公任(町田啓太さん)は「妹に早めに
偉くしてもらっておけば」と言い、公任は言い過ぎを詫びていました。
藤原道長(柄本佑さん)は姉の詮子が円融天皇に入内した後の悲しみを見てきている
ので「入内はけっして女子を幸せにはせぬと信じている。」と考えを言いました。
こんな話をしていては妹の忯子は浮かばれぬと斉信は思い、気晴らしに打毬をやろう
と言いだし、その準備に取り掛かりました。



かつて絵師からは「おかしき者にこそ魂は宿る」と、そして直秀(毎熊克哉さん)
からは「下々の世界では、おかしきことこそめでたけれ」と言われていたまひろ
(吉高由里子さん)は、笑いを求めて辻に集まる人々が楽しめる物語がないかと、
ずっと考えていました。
そして考えついた芝居を直秀たちに提案したら受け入れてくれ、辻で直秀たちが
演じる散楽を人々は喜んで見物していました。
しかしその内容は権力者の藤原一族を中傷する部分もあり、それを知った道長の
家の武者たちが怒って辻に駆けつけ、力ずくで散楽をやめさせようとしました。
直秀たちは抵抗し、やがて道長も駆けつけて武者たちを止めようとしましたが、
今度は検非違使が来て、これに捕まると下々の直秀たちは大変なことになるので、
その場から大急ぎで逃げました。



検非違使がまひろを捕まえようとしたとき、乙丸(矢部太郎さん)が盾になって
まひろを守り、その後は道長がまひろの手を引いて逃げ去りました。
二人はとりあえずどこかの空いた屋敷になんとか逃げ込んで落ち着きました。
まひろは道長に、あの芝居は自分が考えたと打ち明けたけど、道長はそれに怒る
こともなく、あれは権力者の側の自分たちを笑い者にする芝居だけど自分も見た
かったと語り、二人は互いに次に何を言ったら言葉もなく見つめ合いました。
やがて乙丸がまひろに追いつき、まひろを連れて帰りました。
道長は直秀に、家の警護の者たちの乱暴を詫び、直秀から「お前たちの一族は
下の下だ。」なんて言われても、それを受け入れていました。



一方、まひろの父の藤原為時(岸谷五朗さん)は、帝が自分を師として心を許して
くれているのに、その帝の様子を兼家に逐一報告をする、間者としての役割に
罪悪感を感じていました。
為時はいたたまれず、もうこの役目を辞めたいと兼家に申し出、そして兼家は
意外なほどあっさりと認めてくれました。
為時は帰宅して、藤原宣孝(佐々木蔵之介さん)にそのことを「良い報せ」と
して報告し、真っ直ぐに生きたい父にまひろは賛同しました。
しかし宣孝は、次の帝は右大臣・兼家の孫、右大臣側についているべきだ、今
からすぐに右大臣家に行って前言を撤回してこい、と強く言いました。
宣孝は新しい帝になったら為時は今の官職を解かれる(=収入がなくなる)と
言い、惟規の乳母のいとも昔のような貧乏暮らしはもう嫌だと強く訴えました。
そしてさらにいとは、右大臣家の後ろ盾がなければ若様(惟規)もどうなるか
わからないと、泣いて為時に訴えていました。



さて、いよいよ打毬の当日となり、皆は支度を整えていたのですが、一緒にやる
はずだった藤原行成が急な病で来られなくなりました。
そこで道長は直秀を急遽「弟」として代理を頼み、この催しに連れてきました。
貴族の遊びの打毬なんてやったことがない直秀ですが、塀の反動を使って馬に
横から飛び乗れる直秀です。
道長の見込んだとおりなかなかの働きでした。
そして道長は競技の最中に、幾度かまひろのほうに視線を送っていました。



この催しの見物に招待された左大臣・源雅信の一の姫・源倫子(黒木華さん)を
はじめとする名門の姫君たちは、間近で見る若い殿方たちの活躍に心を躍らせ、
倫子の教育係の赤染衛門(凰稀かなめさん)でさえ、控えめだけどつい歓声が
出てしまうほどでした。
先日の漢詩の会でききょう(ファーストサマーウイカさん)のことを意識する
ようになった斉信は何度もききょうに熱い視線を送り、目が合ったききょうも
まんざらでもなさそうでした。



競技が終わった頃、急に強い雨が降り始めました。
この時に倫子が連れてきていた小麿呂が雷に驚いて逃げてしまい、まひろは雨に
濡れながら小麿呂の後を追いました。
小麿呂が逃げ込んだ建物は道長たちが支度をしていた場所で、まひろはとっさに
物陰に隠れましたが、その時に公達たちの本音を聞いてしまいました。
今日あの場にいた姫君たちをあれこれ評し、自分たちの一族の繁栄のために家柄の
良い姫君を嫡妻にして女子をもうけて帝に入内させて次につなぐ、あとは好いた
女子のところに通えばよい、というものでした。
まひろは隠れていたけどその話を聞いていたたまれなくなり、雨の中を飛び出して
逃げるように去っていきました。
そして着替えをしていた道長は直秀の腕の、盗賊が入ったときにちょうど矢を射た
場所に傷があるのを発見しました。



ところで、小麿呂を探しにきたまひろはショックであの場を
立ち去ってしまったけど、小麿呂はつまりは、探してもらえ
なかったのですね。(誰か小麿呂を早く保護して)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  February 20, 2024 06:28:22 PM


PR

Calendar

Profile

☆えみりー☆

☆えみりー☆

Freepage List

Favorite Blog

星に願いを・・・。☆… りえりえ0527さん
柴犬さくらとカント… さくらパパ&ママさん
犬太とお散歩 a-totoroさん
チョコのちょこちょ… むんぞうさん
気ままなラブラドール max&daiママ♪さん
鳥の家 さくら113さん
バカネコ日記 海獣トドさん
じゃじゃ馬のつぶやき soniasさん
モフニャゴ通信  @… みぃ *さん

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.