神さま仏さま巡り~その12、文津おちょぼ稲荷(愛知県小牧市)
今年の春先に、道路沿いに立つ大きな赤い鳥居が気になってぶらりと立ち寄った、愛知県小牧市文津にある『文津おちょぼ稲荷』のご紹介です。私が立ち寄ったこの日は、たまたま同じ敷地内にある薬師寺のほうで何かの催し物があり、たくさんの人がここを訪れていました。交通整理の方もいたので、お寺の山門などは撮るのを遠慮しました。でもお稲荷さまのほうには人がいなかったので、参拝しながらちょっと覗いてみました。お手水とたくさんのお地蔵さまと、その奥には赤い鳥居がたくさん見えます。お地蔵さまの前掛けも、ちゃんと洗濯したきれいなものでした。お稲荷さまといえば、たくさんの赤い鳥居ですね。鳥居を抜けた奥にあるお堂の横にあるお地蔵さまです。『聖無動眷属三十六童子』のお名前が書いてありました。聖無動眷属(しょうむどうけんぞく)三十六童子とは。下界に生きる私たちのために働いてくださるお不動さまがいて、そのお不動さまに従う36人の眷属がいらっしゃいます。この三十六童子の御名を唱えると悪鬼は去っていき、願いが叶えられると書かれてます。お稲荷さまがなぜか「お手」のポーズをしています。日々を平穏に暮らせることに感謝して、では本日はこれにて失礼いたします。