「店長、出番です！」 ～札幌のペットシッターが、ペットの事や日常を語ります～

：よく犬に服を着せているのを見かけますが、必要あるのでしょうか？なんだか犬が嫌がっていてかわいそうな気がしますが・・

：「店長、出番です！」

：はい、店長中谷がお答えします。

　確かに、犬をあまり好きでない人にしてみたら、「犬に服を着せるなんて無意味」「人間のおもちゃにしている」と思うかもしれませんね。

　でも、犬に服を着せることは、まったく意味のないことではありません。

　まず、犬は元来寒さに強い動物ですが、それでも快適な気温というのはあります。だいたい２０度前後と言われています。人間と同じぐらいですかね。

　よく、テレビなどで気温が氷点下の冬場なのに、外で平気で寝ているのを見るので寒くても大丈夫だと思われているのかもしれませんが、確かに毛もたくさん生えていて、寒さには強いのは間違いないところですが、それでもそれが体にいいというわけではありません。

　やはり、犬だって快適と感じる温度がいいわけですから、寒いときに服を着せるのも犬にとっては体のために必要なことだと言えるかもしれません。

　また、服を着せることによって、抜け毛がそこら中に落ちるのを防ぐ効果もあります。

　特に、公共の場に出るときは、毛が抜け落ちて周囲の人に迷惑をかけることもあるかもしれませんので、その予防のためにも服を着ることは効果的であると言えます。

　まあ、昔は犬に服を着せているのをあまり見かけなかったのですが、最近ではやはりペットも家族の一員ということで、人間と同じような感覚で服を着せたりしているのかもしれませんね。

　いろいろな考え方があると思いますが、寒いときや公共の場に行く時に、犬に服を着せることは、結構重要なことであるということをわかっていてほしいですね。