鹿児島から福岡へ
今年のGW旅行も最終日。朝早くの九州新幹線で福岡へ。兄弟一家が朝早くにもかかわらず駅まで見送りに来てくれました。鹿児島から博多までは約2時間半。鹿児島~新八代までの九州新幹線は木を基調にした明るく少しカジュアルな感じの車内。新八代~博多までのリレーつばめはダークブラウンを基調にした落ち着いた雰囲気。両方とも車窓は山とトンネルで期待はできませんが、新水俣と大牟田のあたりで海を垣間見ることができました。午前中の内に博多へ到着し、迷わず大濠公園へ地下鉄で移動。なぜ大濠公園か?私が小学生の頃の1年間近くに住んでいたため、とっても久しぶりながらの訪問となったのです。大きな池を中心とした広々とした公園で、福岡国際マラソンでは選手がトレーニングで池の周りをランニングする姿が見られるとか・・これで池の半分。写真には写しきれません。公園を1周した後、近くにある福岡城址へ。子供のころはこんなにうっそうとしていなかったのですが、緑がとてもきれいでここでも森林浴ができた気分。天主台のあたりは桜と梅の庭園となっておりました。雰囲気のある福岡城址。緑がとっても多かったです。 福岡城址をぬけ、国体道路(赤坂けやき通り)へ。緑の多い通りへ出たなり、過去の記憶がどーっとよみがえってきた感じがしました。思わず『なつかしか~。この景色覚えと~。』なんて緑の通りが高級感を誘うのか、雰囲気のある品のあるマンションやショップが立ち並ぶおしゃれな通りに変貌していましたが、ノスタルジックを感じながら昔住んでいた地域へ徒歩で散策。まず最初に見つけたのは当時通っていた教会。牧師館は3階建てに替っていましたが、教会は蔦が増えただけで当時のまんま。住んでいた建物は所有者が変わっているのか少し閑散としておりました。周囲もマンションが多くちょっと残念な気分に。近くに通っていた小学校もあったので、訪れることに。建て替わっていたのは聞いていたので、驚きはしませんでしたが、レトロな木の廊下や窓枠なんかが見られないのは残念。校庭開放の日だったらしく、中にお邪魔して、校庭にいた方にお話を聞くことができました。建て替わったのは×年前。私が小学校を卒業して数年後のことだそうで、当時からの物はソテツの木と二宮金次郎の像くらいだとか。門の近くに校歌の碑があって軽く口ずさんでみると、以外に覚えているもんだな・・とびっくり現在の小学校、校門の前にあった二宮金次郎の像。 小学校訪問が終わった所で次は福岡一の繁華街天神へ。繁華街の中に警固神社があり、周囲の喧騒を一掃という静けさ。最近建て替わったのか、建物はピカピカです。本殿と裏にそびえる百貨店。不思議な光景です。昨日までの博多どんたくのせいか、ものすごい人混み。人をかき分け次の目的地へ。ローカルは雰囲気を漂わせる川端通商店街を抜け、櫛田神社へ。入って目を奪われたのは“祇園山笠”のときに使われる山車。大きく華やかでしばし感動。山笠と、博多べい。 福岡を満喫し、博多駅へ。あいにくの雨模様の車窓を眺めながら家は降ってないかなっと心配しながら楽しかったGWは終了です。