超ロングセラー
先日の事でした。レッスンに来ていた生徒さんが「先生が持っていた本で、コックさんの絵が描いてあって、お菓子の曲ばかりの本」うーん、これかな?湯山昭さんの「お菓子の世界」ですね。「やっぱりそうだ、キメツだ!!」は?もしかして今大変な話題のアレですか?鬼滅の刃の主人公の羽織のカラーですね、ま、似てるっていえば似てるかな。ビミョーですが。楽譜をレッスン室に持ってきたら、パラパラめくって、「鬼があったー!」と絶叫、見てみたら「鬼あられ」という曲でした。たしか、以前発表会の曲選びの時、候補曲数冊抱えて持ってきた曲集の1冊でしたが、なんなんだ、あの記憶力は?昨日おとといは覚えているがその前に食べたゴハンのメニューは思い出せない私は、アンビリーバブル!なのでした。たしかにこの格子模様は最近あらゆるところで目にしますものね。映画「鬼滅の刃」は、とんでもない人気で、すでにレジェンドの域だそうだ。アマプラで全て観たという生徒さんに話を聞いたことがあるが、首は飛ぶわ、血しぶきは広がるわのスプラッタ系なのだそうで、ビビりの私はもう無理、無理で一切作品には近づかないようにしていますが、やはり生徒さんのリクエストで「紅蓮華」は楽譜屋さんでさがしたことがあります。話を戻します、この曲集「お菓子の世界」は今から50年前くらいに発売されたロングセラー楽譜で、版を重ねて昨年150刷を超えたそうです、これって奇跡に近いことだそうだ。ちゃんと子供向けののテキストとしても機能し、なにしろ斬新、ワクワクする曲、しかも題材がお菓子とちゃんと子供の興味をくすぐっている。私がこの曲集を手にしたのが、ピアノ教師として仕事を始めたころでしたが、一応弾いてみて、冒頭の「チューインガム」にびっくりしたものです、「カッコいいー!」子どもが興味を持ったことに関しては、信じられないくらいの情熱を傾けるのは周知の事ですが、何とかコレ使えないだろうかと教えるということを生業とした方々は思っているのではないか、でも、難しい、おまけに「鬼滅の刃」はグロい、せいぜい言えることは「全・集・中して弾きましょうね!」かな?