【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

ピアノ♪カフェへようこそ

2008.09.08
XML
カテゴリ:美術館・博物館
上野に「フェルメール展」を観にいってまいりました。大盛況でした。館内はB1Fから2Fまでに絵が陳列されてあり、B1並びに1Fがフェルメールと同じ時期にほば近くに在住画家たちの作品、2Fはフェルメールの作品です。行く前にネットでリサーチしていた効果的な回り方ー順路では入り口のB1Fからになっているのですが、エレベーターでまず2Fに行き、フェルメール鑑賞、次に再びB1Fに戻り、順路にのっとって進むーという方法を使って正解でした。初めてフェルメールを観たときは、事前にはメディア等で煽られ、会場に行ったらさんざん待たされたあげくのことなので、平常心ではいられず、再び2回目に観たときにやっと落ち着いて眺められた次第でした。それに他の画家を観た後(もちろん一流の方々ですが)フェルメールの作品を観ると天才のすごさが改めて思い知らされました。
こちらは会場で売っていた絵葉書で、右が「リュートを調弦する女」左が「ヴァージナルの前に座る若い女」、時代的にはバロック音楽なのでしょうね。ヴァージナルは小型のチェンバロだそうです。普通の生活を描いたといわれるフェルメールですが、どうみても描かれているのはこの時代の裕福な家庭のようですね。静謐さの中からかすかな旋律が聴こえてきそうな絵ですね。左の方は紙で言えばB5位の大きさで個人蔵で多分2度と観ることは出来ないそうです。数年前のオークションでの価格は32億円!!B5の大きさでで何それ?
ところで、昔五木寛之さんのエッセイか何かで読んだことがあるのですが、美術館なりギャラリーで絵を観る時、「もしあなたに、ここにある絵の中で最もお好きな絵をプレゼントしてもらうのでしたら、どれがいいですか?」と自問しながら回ると退屈しないーというような方法が書かれていましたが、実はこれたまにやってみます。この観かたのお陰で、せっかく来たのだから感動しよう、モトをとろうーだの身構えて肩が凝りそうな、さもしい発想は無くなりました。今回も試してみましたが、上記の2枚ではありませんでした。本当に傑作ぞろいでしたね。しかし32億だの国宝級の作品等が綺羅星の如く並んでいる所でのこの観かたは、妄想にもほどがありますよね。くわしくはこちらへ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.09.08 18:22:41
コメント(0) | コメントを書く
[美術館・博物館] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.