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テーマ:美術館・博物館(1522)
カテゴリ:美術館・博物館
![]() 会場にポンと飾ってあるのではなく、阿修羅像へ行き着くためには、両側に色々な角度から像を捉えているモニターがびっしりと置かれている通路があり、そこを抜けるとようやくお目見えーという心憎い演出が施されていました。 立ち読みした「ブルータス」によれば、元祖草食系男子だそうですが、華奢で中性的なお姿でした。人間を模してはいますが、鼻の穴がなかったり、顔が3つあるのですが耳が計4つだったり、異形として造られています。阿修羅は戦いを好む神とされますが、こちらの阿修羅像はまるで、人手不足のため戦いの場に引きずり出された少年兵のような戸惑いの表情、または修羅を乗り越えねば生きていけない人間の哀しい宿命を憐れみ慈しんでいる表情と二つの捉え方ができます。真ん中の憂いを含んでいる表情を側面から見てみますとひそかに微笑をしているようにも見えます。1300年前なのに既に優れた技術と芸術性を持ち合わせていたのですね。 ここ数ヶ月メディアに登場する事が多くなった阿修羅像を見る度にが誰かに似てるーと思っていたのですが、あれもしかして?と考え、試しにネットで「阿修羅像 興福寺 ○○○子」で検索しましたら、結構ヒットしました。やはり皆様似たようなことを思いついたのですね。本当にお美しい方でした。若い人はご存知ないでしようが、今は亡き夏目雅子さん。 博物館をでましたら既に夜でした。こんな時間に博物館もしくは美術館を出るなんて初めて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.05.11 15:21:22
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