「Your Song」は、今でもピアノBARでの弾き語りなどで、一番よく歌う僕の愛唱歌。「Rocket Man」や「Daniel」「Candle In The Wind」も好きだが、やはりエルトンは「Your Song」に尽きる。
一方のビリー・ジョエルも、弾き語りに向いた素敵な曲が多い。なかでも、僕が一番好きなのは「Honesty」。歌のキーとしては「New York State of Mind」の方が合っていて、こちらの方が比較的うまく歌えるのだが、やはり、「Honesty」や「Just The Way You Are」をリクエストされることの方が多い。
その二人が1998年春、「Face To Face Tour」と銘打って、一緒に来日した(写真左上は、ツアー・パンフの表紙)。僕も当然、聴きに行った。会場は大阪ドーム。第1部のステージには、2台のグランドピアノだけが、向い合わせに置かれていた。ビリーが「Your Song」を、エルトンが「Honesty」をと、お互いの持ち歌をうたい合うという、とても粋なオープニング。