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Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2009/07/19
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カテゴリ:グルメ
 誰が言い始めたのかは知りませんが、大阪の焼鳥屋で、「食通を唸らせるベスト3」と言われる店があります。1軒は以前、この日記で紹介した福島の「あやむ屋」。残りの2軒は、京橋の「うずら屋」、宗右衛門町の「ぼーの」です。うずら屋1

 最近その残りの2軒に、立て続けにお邪魔することが出来ました。まず「うずら屋」。京橋の駅から歩いて15分ほどかかる、分かりにくいロケーションですが、人気店なのでいつ行っても満席です。うずら屋2

 店主は女性で、フランス料理の経験もあるという変わり種の方です。だから、メニューにも、フレンチから影響を受けたであろうこだわりが見られます。野生のウズラや鴨、ホロホロ鳥、カエルなどの珍しい焼きもんが出てくるのも、その表れでしょう。うずら屋3

 「うずら屋」の特徴を3つ挙げれば、(1)鶏肉の産地にこだわっていること(2)鶏肉以外のジビエ(野生動物の肉)のメニューの充実ぶり(3)野菜の焼き物も普通の焼鳥屋さんではまず置いてないような珍しいものが食べられる--でしょうか。ついでに書けば、「生つくね」は絶品で、はずせません。うずら屋4

 とにかく一度「うずら屋」へお越し下さい。従来の焼鳥屋の概念を覆すような発想で客にチャレンジしてくる店です。目から鱗が落ちること間違いありません。狭い店で、すぐに一杯になるので、必ず予約をしてから行ってください。うずら屋5

 さて、もう1軒の「ぼーの」。イタリア語の「ブオーノ」(美味しい)をもじって名付けられた店は、道頓堀の橋から歩いて数分の雑居ビルの1階にあります。「ぼーの」も、「うずら屋」と同様、鶏肉の産地や部位へのこだわりが最大のウリです。ぼーの1

 他の店では食べられないようなレアな部位もたくさんあるだけでなく、その肉質が絶品なのです。とくに鶏のタタキは最高です。タタキも鶏と鴨のそれぞれムネ肉、モモ肉計4種類があります。できれば部位の違いをじっくり味わってほしいと思います。ぼーの2

 「ぼーの」は野菜にもこだわっていて、なかでもグリーンアスパラやヤングコーンなどはめちゃくちゃ美味です。締めの「卵かけご飯」も名物で、濃厚な旨みの詰まった卵のおかげでご飯が進みます。ぼーの3

 ちなみに、「ぼーの」は元近鉄バファローズの選手だった光山さんがオーナーです。そのせいかプロ野球選手もよく訪れます。あの有名な元大リーガーNさんも常連のようです(壁には直筆のサインが!来るたびに日付まで書く念の入れようです)。ぼーの4

 「ぼーの」の唯一の難点は、カウンター席7~8人、テーブル1席3~4人計最大12人の客の注文や調理をすべて店長一人でさばいているので、タイミングを逸すると、料理が出てくるのを少し待たなければならないことです。しかしその結果、素晴らしい肉が味わえることを想ったら、待つことくらい全然苦になりません。ぼーの5

 焼酎の品揃えも充実していて、店長が忙しいので、棚から勝手に一升瓶を選んで、店長に渡すとグラスについでくれるという、何とものどかなシステム。アットホームな雰囲気もあって、居心地は抜群です。

 「おやむ屋」「うずら屋「ぼーの」。まだ行かれていない焼き鳥好きの貴方、ぜひ一度その素晴らしさを味わってください。何度も言いますが、必ず「事前に予約」です(予約なしで行ったら泣くことになりますぞ)。

【うずら屋】大阪市都島区都島中通3-5-24 電話06-6927-3535 午後5時~午前4時 日休 JR環状線、同東西線または京阪電車・京橋駅から徒歩約15分
【ぼーの】大阪市中央区心斎橋筋2-3-5 日宝ファインプラザビル1F 電話6211-5933 午後6時~午前3時 日休 地下鉄御堂筋線・なんば駅から徒歩約5分、心斎橋駅から徒歩7、8分

ご参考: 【あやむ屋】大阪市福島区福島5-17-39 電話6455-7270 午後6時15分~午前0時 日休&祝日不定休 JR東西線・新福島駅から徒歩約3分、阪神電車・福島駅から徒歩約5分、JR環状線福島駅から徒歩7、8分)


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Last updated  2021/06/11 09:06:04 PM
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うらんかんろ

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kopn0822@ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
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