バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版刊行を記念して、実に7年ぶりに開催された故・成田一徹さんのバー切り絵原画展「今、再びの to the BAR」(@大阪・西天満Rec Gallery/bar SALT)は、本日無事終了いたしました。
正確な集計はまだですが、期間(2月17日~28日)中、予想を約50%も上回る、300人超の皆さまがご来場くださいました。会場で販売していた改訂増補版は100冊以上売れ、複製画アート、ポストカード・セット、コースター・セットという限定記念グッズも予想以上に売れました(とくにコースターは完売しました!)。お越し頂いた皆さまに、改めて厚く御礼を申し上げます。
今回の展覧会では、改訂増補版に掲載されているバーの切り絵原画だけでなく未収録原画も含めて約75点、さらに切り絵という表現手法にたどり着く前に試行錯誤していた初期の貴重な作品(バーやお酒をテーマにした水彩、版画、ペン画など)8点も初めて展示いたしました。
展示したバー切り絵原画は、一徹さんの作風の変化や技術的進化がよくわかるように、1982年から2012年まで30年間をカバーし、かつ地域的にも北海道から九州まで網羅する形で、実にバラエティに富んだ内容となりました。いずれの作品も来場者の皆さんには大好評で、初めて一徹さんの原画を見たという若い世代の方々は、異口同音に「想像を超える精細で、繊細な切り絵に感動しました」と話されていました。
来年は一徹氏の没後10年となります。個人的には、いまBar UK公式HPで連載中の「ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹」の出版と、今回実現できなかった「首都圏での成田一徹バー切り絵原画展開催」の両方が実現できたらと、心から願っています。
もちろん、願うだけで実現できる訳ではありません。実現に向けて具体的な努力をしながら、様々な関係者へアプローチしていくつもりです。もし、「スポンサーになってやろう」「裏方の運搬・設営・開催運営事務などで協力したい」という方がいらっしゃれれば、ぜひマスターまでお声がけくださればとても嬉しいです(メールは、arkwez@gmail.com へ)。
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Last updated
2021/06/30 04:37:30 PM
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うらんかんろ
大阪・北新地のオーセンティック・バー「Bar UK」の公式HPです。お酒&カクテル、Bar、そして洋楽(JazzやRock)とピアノ演奏が大好きなマスターのBlogも兼ねて、様々な情報を発信しています。
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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。
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