成田一徹・バー切り絵作品集
『NARITA ITTETSU to the BAR』
完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(369)
上野公園 1991年
※引き続き、フリーライター・木村克彦氏の連載「赤ひげ異人伝」(医師向けの季刊誌「ドクターズ・シエスタ」誌上)に添えられた作品から。きょうも第2回目に添えられた挿絵で、上野公園の有名な西郷ドンの銅像がある場所辺りが描かれている。
上野の森の歴史は、徳川幕府三代将軍・家光の時代に遡る。家光が江戸城の鬼門を封じるために、寛永2年(1625年)、この地に寛永寺という寺を建てた。その後、幕末の戊辰戦争で戦場となったため、一帯は焼け野原となった。
そして、前回も紹介したように、この地に医学校と大学病院を建てる方針だった明治の新政府に対して、政府お雇いの外国人教師だったアントニウス・ボードイン(オランダ人)=下の写真ご参照(出典:Wikipedia)=が「上野の豊かな自然環境は後世へ残すべきだ」と働きかけたこともあり、その3年後、東京府公園が誕生したのである。
ボードインは開国直後の西洋医学教育でも貢献したが、上野公園の誕生にも大きな功績を残した。現在、公園内にはその業績をたたえる「ボードワン博士像」が建てられている(場所は東京都美術館と国立西洋美術館の間くらい)。ちなみに、弟のアルベルト・ボードインも神戸で初代駐日オランダ総領事をつとめるなど、兄弟で日本びいきだった。
(以上、Wikipediaなどを参考に記しました)。
◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。
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Last updated
2021/10/17 10:36:25 AM
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うらんかんろ
大阪・北新地のオーセンティック・バー「Bar UK」の公式HPです。お酒&カクテル、Bar、そして洋楽(JazzやRock)とピアノ演奏が大好きなマスターのBlogも兼ねて、様々な情報を発信しています。
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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。
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