成田一徹・バー切り絵作品集
『NARITA ITTETSU to the BAR』
完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(479)
ディック・ミネ 2008年
※この連載で過去5回(ちあきなおみ<第31回>、青江三奈<103回>、松尾和子<131回>、フランク永井<197回>、アイ・ジョージ<347回>)紹介した、ビクターレコードのベスト盤企画CD用につくられた作品。
ディック・ミネ(1908~1991)は、徳島市出身のジャズ・ブルース・流行歌歌手、ギタリスト、俳優、タレント。訳詞家・編曲家。本名は三根徳一(みね・とくいち)。創成期のテイチクレコードの立役者で、ジャズ・シンガーとして数多くの名演を残し、多くのヒット曲を飛ばした。
立教大学在学中からジャズに傾倒。ダンスホールのバンドの一員となり、アルバイトで歌も歌い始めた。大学卒業後の1934年、バンドの歌手兼ドラマーとして活動していた頃、淡谷のり子に見出され、レコード歌手の道を歩むことになった。同年創立されたテイチクレコードで「ロマンチック」でデビュー。「ダイナ」では、自ら訳詞と編曲、演奏を担当。カップリング曲の「黒い瞳」とともに大ヒット曲となった。
その後、いわゆる流行歌のジャンルにも進出したが、従来の純日本調の歌とは一線を画す曲調を得意とした。戦前のヒット曲には「二人は若い」「人生の並木路」「林檎の樹の下で」などがある。戦後も、ジャズの復活とともに流行歌の世界でも活躍を再開し、「夜霧のブルース」「長崎エレジー」「火の接吻」などのヒット曲を生み出した。映画俳優としても活躍し、主に日活作品やミュージカル映画に数多く出演した。1991年6月10日、急性心不全のため死去。
◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。
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2022/02/08 09:24:41 AM
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うらんかんろ
大阪・北新地のオーセンティック・バー「Bar UK」の公式HPです。お酒&カクテル、Bar、そして洋楽(JazzやRock)とピアノ演奏が大好きなマスターのBlogも兼ねて、様々な情報を発信しています。
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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。
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