帰国後すぐにドイツ日記を書けなかったのは、実は私の心が揺れていたから。
日本とドイツとトルコという3つの国。 短い期間であったにも関わらず、少し考えさせられる場面に出くわすこともありました。 あ~、覚悟は思う以上にいるんだなって。 でも今はそういう深刻なことはあまり考えず、月日の流れに任せることにしました。 そんな中、私は無謀にもトルコ語レッスンを始めました。 優秀な専任講師さんによるレッスン。 Skypeのビデオ通話を使って、毎日少しづつ、少しづつ、、、。 ですが、電話を切ると、ぜ~んぶ忘れちゃっている状態で(苦笑)、一日一つ覚えることが目標です。 (なんて低い目標なんだ!爆) 彼は、トルコ語について英語で丁寧に説明してくれた後、「わかりますか?」と日本語で確認。 私は苦笑いしながら、「わかりましぇ~ん。(><)」をひたすら繰り返しています。(笑) だって、トルコ語なんて、生まれてこのかた一度も聞いたことないんですもの☆ 「独学で語学を習得するのは難しいけど、一緒にやっていけば必ず覚えられるから!」 今は彼のこの言葉を信じるだけです。^^; 彼は、トルコ語とドイツ語、そして英語の他にもロシア語、フランス語、イタリア語、スペイン語などでも少し会話することができます。 ドイツに来る前、トルコのホテルで働いていたからのようですが、 今回、実際に彼と会って、直接会話していく中で、この人は非常に語学のセンスがいい人なんだな~ってすぐに分かりました。 とにかく耳と勘がいい! 日本語だって、2~3回繰り返すだけですぐ会話に取り入れることができる人。 その場の様子で、例え全く知らない言語でさえ、ある程度 理解できる不思議な人です。 彼自身も「自分が学ぼうとしてできない言葉はない」と言い切るほど、語学に自信を持っています。 すでに日本語を独学で始めた彼は、辞書さえあれば、かなりの文章を作れる なかなかのつわもの。 * どうやら日本語は、トルコ語の文法と似ているみたい。 片や私は、トルコ語独特の発音練習ですでに苦戦を虐げられています~。^^; たぶん、教える方が大変だと思うのに、とてもとても気が長い彼。 一つの発音に、何十分と掛けてレッスンしてくれています。 果たして私は、トルコ語で会話できる日が来るのでしょうか? それよりも、これからの私の人生、一体どうなっていくのでしょうか?(笑) * * * * * * * 関空を出発してから15時間後、私はミュンヘン国際空港に降り立ちました。 そのまままっすぐ彼の待つ出口へ、、、 いや、待てよ。 長時間のフライトのせいで、たぶん私はボロボロだ。 私は小走りでトイレに向かい、日頃は全くしない(笑)化粧直しなんぞやってみました。 3年ぶりの再会。 あ~、私も年とったな。 まぁ、向こうも取ってるけど。(爆) 一歩づつその時が近づいてきます。 あ~、どうしよう。 やっぱり逃げようか~。 迷っている私におかまいなく、出口の自動ドアが開きました。 あ、いた! 言葉ではなく、手渡されたものは深紅のバラの花束。 こういうシチュエーションに慣れていない私は、嬉しいという気持ちよりもビックリしてしまったように思います。 思います、、、そう、あまり覚えていないのです。(笑) そのまま彼とともに車に乗り込み、私達はミュンヘンから彼の住むアウグスブルクへと移動しました。 生まれて初めてのアウトバーンも殆ど記憶にございません。(笑) 時速は160kmくらいだったと思うのですが、全くスピードを感じることなく進んでいきました。 ホテル到着後、疲れている私の為に2時間ほど休憩をし、夜の9時頃、夕食を取りにレストランへ向かうことにしました。 そこは、彼いきつけのトルコ料理レストラン! お店の中は、むさくるしいほど髭もじゃの男性がたむろっていました。 ここは、どこ??? ドイツに来たはずが、、、、、どうやら私、空飛ぶ絨毯の世界に来たみたい。(笑) え? これ、夜の10時に食べちゃって大丈夫なの? では、これからがトルコ色したドイツ旅行記のはじまりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.21 08:06:49
[旅行記 アウグス2&ミュンヘン '12.5月] カテゴリの最新記事
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