カテゴリ:旅行記 中欧8ヶ国 '12.9月
これ(↑)は、ミュンヘンではなくザルツブルクのお祭りで撮ったものだが、 ドイツ南部のバイエルン州やオーストリアはチロル地方などの伝統行事に欠かせないのが、彼らが着ている民族衣装であろう。 活気あるオクトーバーフェストをより一層 楽しく見せるのも、これら民族衣装のおかげであるし、 これなくしてはオクトーバーフェストはあり得ないと言えるほど、思いっきりジョッキ風景に同化している。 「picchukoさんも一着買ってみたら?^^」 そういうsuhさんは、お顔を明るく見せる赤いキュートなエプロンが印象的なディアンドルを身に付けていた。 この民族衣装、 逞しい男たちが着る肩紐つきの皮製半ズボンをレーダーホーゼン(Lederhose)といい、 広い襟ぐりの、ホックか紐で締め上げた袖なしの胴衣に、半袖の白いブラウス、それにスカートとエプロンという女性のいでたちをディアンドル(Dirndl)というらしい。 あ、同じアルプスでも、ハイジの着るスイスの衣装は少し違う。 本当は、私も欲しいと思っていたのだ。(笑) 以前も書いたが、ザルツブルクにもこの民族衣装を扱うとても素敵なお店があって、 店先に飾られた数々のディアンドルを、これまで私はいくつ写真に納めただろう。 自分で言うのもなんだが、数ある世界の民族衣装の中で、たぶん私が一番(唯一(笑))似合う衣装だと思っている。 だって、どう逆立ちしたってサリーやチャイナドレスは無理であろうし、フラダンス衣装なんぞ着たもんなら、それこそ冗談になってしまう。(爆) 「最近の流行は、スカート丈が膝上辺りなんだけど、少し前は超ミニが流行ってね~。 私はそれより随分前の、ロングが主流の時に買ったものなの。」 ちょっぴり短めのスカートを穿く若い女性が多い中、踝まで隠す衣装のsuhさんは、逆に慎ましくて愛らしかった。 あまり流行を感じさせないディアンドルであったが、そう言われてみれば、意外と個性豊かでもある。 それら衣装を見比べるだけでも、オクトーバーフェスト会場や、期間中のミュンヘン市内歩きはたまらなく面白い。 そして、夢膨らむ。(笑) 私は少し長めか、膝下辺りの丈がいいな。 そして、色々観察していると目も肥えてくる。 ミュンヘン近郊のバイエルン州と、そのバイエルンから僅か10kmしか離れていないザルツブルクの衣装とでも、趣向の違いを若干感じる。 私はやっぱりザルツブルガーデザインが好き。 今すぐにでも買いたい衝動に駆られたが、" ちょっと待て、それを日本で着るつもり?" たまにしか顔を出さない、もう一人の冷静なpicchuko嬢(?)に止められた。(笑) でも、欲しい。 とりあえず、すでに一着 目を付けている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.22 16:55:51
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