盛者必衰は理ではあるのでしょう。
じゃあ、盛者が衰えるのは何時なの?というのが問題になるわけです。
(「今でしょ」ではないのです)。
「人はみな、いずれ死ぬ。それは分かっている。問題は、いつ死ぬのか、いつまで生き永らえねばならぬのかだ」
シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』のブルータスの台詞です。
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この場合、ブルータスがすぐ後で云うように、「死はむしろ恩恵ということになる」わけですが。
盛者が必ず衰えるものだとしても、その時が訪れる前に(盛者でもないのに)私のほうが先に滅びてしまいかねない
。まぁ普通に考えれば、盛者よりも盛者じゃない者のほうが先に滅びるのは道理なんですがね
。
例えば、ワタミの渡辺美樹会長だとか、ユニクロの柳井正会長だとか、ブラック企業と云われつつも、そのトップの座を追われることはないわけです。むしろ、渡辺氏は夏の参院選に出馬するとか
、
→ワタミの渡辺美樹会長 自民党から参院選比例代表出馬検討
柳井氏は世界の長者番付で66位、日本で一番になるとか
、
→世界長者番付、日本人最高は柳井氏66位
憎まれっ子世に憚る
状態なわけです。
ホントに衰えるの?
と思いたくなります。最盛期よりは劣っても、私より衰えることはないんじゃない?な~んて(それが現実)。
まぁ、このふたりが栄えようが衰えようが私には関係ないですが。
私の関係者の中に、上に挙げたふたりよりはよほど規模が小さい、お山の大将がいます
(ホントは関わりたくもない外道ですが)。だからなのか知りませんが、報復人事
の黒い噂や、器の小さい
エピソードが山盛りの非道い人です。
そんなでも小市民な私よりは立場が上なわけで、その人のせい(?)で私は現在なかなかの窮地に立たされているわけです
。
浮世は力がすべてです(物理的な力じゃないですよ)。
どんなに悪い狭量な人間でも、権力を握っていれば、勝ちです。
勝てば官軍、負ければ賊軍。
私だって清廉潔白なわけではないですが、それでも脛に傷を作るようなことはしてきていません。じゃあ幸せかどうかというと、少なくとも私はそう思っていません。
子どものころは、道理の通らないことが世の中こんなに多いとは思いもしませんでした
。正しい、と断言はできないまでも、間違ったことをしなければ、そこそこ安泰な人生を送れるものと思い込んでいました。
不器用な生き方しかできない、不器用な人間なわけで。
気障かな、背負ってるね。
したらな。