いちょうホールというところへ行ってきました。
これもはじめての場所です。
八王子市の木というのが「いちょう」なのかなと、想像していました。
調べてみるとやっぱりそうでした。
cf.八王子市の概要
市の木 イチョウ 市の花 ヤマユリ 市の鳥 オオルリ
大正6年市制施行 今年で90年 人口54万人
新宿から西へ40km 新宿から中央線or京王線で40分
気になったキーワードはこんなところです。
いちょう通りというのがあって、768本のいちょうの木があります。
まだ黄色くなっていませんでしたが、そうなると壮観でしょうね。
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パーヴェル・ネルセシアン ピアノリサイタル
八王子芸術文化センター いちょうホール(大ホール)
ハイドン ピアノソナタ第34番 Hob.XVI-34
ベートーヴェン ピアノソナタ第2番 イ長調 op.2-2
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 op.129「失われた小銭への怒り」
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ラフマニノフ 音の絵
ヘ短調 op.33-1 ニ短調 op.33-5
ハ短調 op.39-1 イ短調 op.39-2
嬰ハ短調 op.39--3
前奏曲
ト短調 op.23-5 ト長調 op.32-5
ロ長調 op.32-11 嬰ト短調 op.32-12
変ニ長調op.32-13
(アンコール)
シューマン アラベスク op.18
ショパン エチュード op.10-4
1964年モスクワ生まれ。82年モスクワ中央音楽院を金賞で卒業。
85年ベートーヴェン国際コンクール2位。91年ダブリン国際音楽コンクール優勝。
セルゲイ・ドレンスキー教授に師事。
現在モスクワ音楽院の教授。
ロシア人は大きな人でパワフルな演奏をする・・と、
なんとなく勝手なイメージをもってしまいますが、
普通の背丈の外国人で音は繊細で、生真面目な表現、
古典のソナタは、私好みの選曲ということもあり、すがすがしい印象もちました。
ラフマニノフ、久しぶりにプロの演奏でop.23-5、op.32-12を聴きました。
力任せな演奏ではなく和音の響きがとてもすばらしかったです。
op.32-11、この曲もさわやかな表現で聴けてよかったです。
アンコールは何を弾くのかと思えば、シューマン、ショパンと楽しませてもらいました。
小ホールでは、
第1回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子
というものが、はじまったばかりとのこと、
チェロを持った人がホールではたくさんいました。
浜松ではピアノのコンクールの終盤のようですが、
日本で国際コンクール、本当に増えましたね。ホスト国になっても何の不思議にもおもわなくなりました。
このチェロコンクールNHKのニュースでも紹介されていました。
時間があればのぞいて帰りたかったのですが、
ちょっと寒くなってきたこともあり、ホールをあとにしました。