晩秋の銀座界隈、街の様子はすっかりクリスマスモード、
ちょっと肌寒い日もありますが、この時期は好きなシーズンのひとつ。
ピアノのコンサートがあるということで出演者からも案内をいただいたりしていまして、
銀座4丁目から程なく歩いたところにある王子ホールへ行きました。
深尾憲一・小久保和哉ジョイントリサイタル2006
深尾さんは本業は弁護士、小久保さんは本業は医師ということで、
一応アマチュアということになっています。
お忙しい中、本業のかたわらピアノを練習され、リサイタルも催されるという感じで、
極めればこういうことができるのかとおもい、尊敬の念でもいっぱいです。
2人の演奏はアマチュアコンクールとかで活躍されたりしていて、
何度か演奏聴いたことあります。
小久保さんは、いわゆる教室のピアノの発表会とかでも一緒になったりしたことあり、
もっと身近だったりします。
2002年第7回アマチュアピアノコンクールの優勝者でもあり、
そのとき現場に私もいましたが、その後もなるべく演奏を聴きにいくようにしています。
世間話その他、いろいろ励ましていただいていたりもしています。
人となりを知っているだけ楽しみ、それから来場者のなかでなかなか会えない知り合いにも会えるのでこれも楽しみでした。
<深尾さんのプログラム>
バッハ(シロティ編曲)前奏曲
バッハ(コルトー編曲)アリオーソ
バッハ(ブゾーニ編曲)コラール前奏曲「イエスよ、我は主のなを呼ぶ」
バッハ(フィリップ編曲)フーガ ト短調
シューマン 謝肉祭 作品9
(アンコール)
シューマン トロイメライ
<小久保さんのプログラム>
ブラームス 6つのピアノ小品 作品118
ショパン 前奏曲 嬰ハ短調 作品45
夜想曲 第16番 変ホ長調 作品55-2
バラード 第4番 ヘ短調 作品52
(アンコール)
ブラームス ワルツ 作品39-15
自分が弾いたこともある曲もこれから弾きたいと思っている曲もたくさんありました。
シューマンの作品9とブラームスの作品118は、楽譜もよぎりましたが、
全曲まとめて演奏するにはタフな精神力がいること強く感じました。
定期的に舞台にだして発表するということ、地道につづけていくことの大切さを知りました。
王子ホールにはたくさんの来場者もありました。
ピアノを聴きたいということも出演者の人柄もあるでしょうし、聴いていて気分がよかったです。
励みになりました。
バッハの編曲者のピアノ作品、ショパンのバラ4、特に印象残りました。