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カテゴリ:認知症
ぷらんには3つのブログがある 開設して一番長いGooブログと昨年10月に立ち上げたFC2ブログ、 そして、この楽天ブログ・・・ メインはこの楽天だが、”素”の部分をあからさまに書き綴った日記が 更新頻度は楽天ブログよりもかなり落ちるし、アクセスがゼロの日もあり、 コメントもほとんどなし でも、本当に言いたいことを言える場所だと言えるかもしれない
今、痛烈に直面している悩みが経済的なことの他に、 我が家の「母の認知症」の問題である 昨日は妻のいつものCT検査を受けるために、娘も連れて3人で福井市に出掛けた 検査結果はいつものように”異常”ではあるのだが、進展することなく、 また、4ヶ月様子をみて検査しようということだった
その後、娘の部屋の家具を見に「ニトリ」などで買い物した後、夜帰宅すると、洗面所 周辺の床に洗剤の粉末が散乱していた 母が珍しく洗濯をしたのだろう 実は、母は洗濯など滅多にしないのだ 最近、目立って洗濯しなくなり、いつも同じ服ばかり着てるもんだから 異臭も放つようになった それに、お風呂も邪魔くさいのか、毎日入ろうとせず、ひどい時は1週間くらい入らない
滅多に洗濯しないから、洗濯の仕方も忘れたのか、水栓を開かずに始動させたらし く、エラーコードが点滅したままだった そのまま洗えたと思い、洗濯物を干したようだ だから、洗濯物には洗剤の粉がいっぱい付着していた その辺りも洗剤の粉末が散乱していた
洗濯で思い出したけど、介護用の大人の使い捨てパンツも洗濯機で洗ったことがある その時は、吸収剤が洗濯機の中の隙間に付着して、除去するのに苦労したものだ そして、トイレでは前日に続いて、便器や床が汚物で汚れていた
母は糖尿病でもあり、それはまだ軽い症状のようだが、薬を処方している そんな母が大好きな飴玉。 普通20~30個くらい入った飴玉の袋を買うと1日で食べきってしまう いつも3袋を買って3日で完食。。 買った日の翌日には朝から何も食べずに晩御飯まで食事をしない 完全に飴玉依存症となっているようだ それに、朝食、昼食はすでに食べたと思い込んでいる そうかと思うと、2時間前に食べた食事をまた食べようとすることもある
何を言っても、言い訳しかせず、それが通らない嘘だとわかりきっているから、余計腹 が立つ 何を言っても無駄。。言うだけ損なのに言いたくなる そんな毎日で、ストレスが蓄積するばかり。。。 僕が母を咎めるのもよくないことだが、妻が母に注意している光景を見ると、息子の立 場からすると見ていて気持ちのよいものではなく、それもストレスに輪をかけている 母も息子と嫁では捉え方も違うだろう 優しくなりたい、寛大でありたいと願うのだが。。
~ 「自分の名前覚えとる?」そんなひどいこと聞くんじゃなかった ~ これは以前娘が中学生の時に、全国コンクールで入賞した時の一行詩。。 娘のこの詩ではないけれど、叱った後で、言うんじゃなかったと後悔することも多い 誰のせいでもない、この病気が悪いのだから・・・
現在、認知症の人は国内で242万人・・・ その定義は、後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が低 下した状態をいうらしい 犬や猫などヒト以外でも発症する日本では従来より血管性認知症が最も多いといわれ ていたが、最近はアルツハイマー型認知症が増加しているという 年間発症率は65歳以上で1〜2%で、年間発症率は75歳を超えると急に高まり、 65〜69歳では1%以下だが、80〜84歳では8%にも上るらしい
程度や発生順序の差はあるが、 全ての認知症患者に普遍的に観察される症状を「中核症状」と表現され、 記憶障害と見当識障害(時間・場所・人物の失見当)、認知機能障害(計算能力の低 下・判断力低下失語・失認・失行・実行機能障害)などから成る
それに対し、患者によって出たり出なかったり、発現する種類に差が生じる症状を 「周辺症状」と表現され、 主な症状としては幻覚・妄想、徘徊、異常な食行動(異食症)、睡眠障害、抑うつ、不 安・焦燥、暴言・暴力(噛み付く)、性的羞恥心の低下(異性に対する卑猥な発言の 頻出などなどがある
うちの母も先日留守中に、一人の男が家の裏庭から入ってきたと話し、 幻覚を見てたようだ オカルトの世界ではないが、時折、一人でいる母を見ていると、一人でブツブツ話し、 さも誰かと話しているようにつぶやいていることがある 食事の取り方も時間不定期で、一日1食の日もあれば、4食食べようとする日もあり 母が処方している高血圧の降下剤、あれも、脳内酸欠による脳細胞の減少により 発症する一因となっているようだ
運動をすることで脳の細胞が活性化するため、習慣的な運動で認知症を予防できるら しいけど、寒い冬の間はどうしても部屋に閉じこもりがちで、布団から出ない日が多い だから、足も衰え、余計動けなくなり認知を早めることとなるようだ
母は5月で満88歳になる 周知の通り、僕の実母ではなく年が随分離れてはいるのだが、母は嫁いできてからは 家業の仕事を手伝いそれに徹してきた 仕事以外は本当に不器用な人で、何をやっても鈍(ドン)である そんな母だが、嫁に来た時は、巷では美人で評判だったと多くの人から聞かされる 昔から、「かあちゃん、かあちゃん」としきりに慕ってきた母に冷たいようだが、そんな 母を今施設にいれる経済的ゆとりはうちにはない 毎月わずか3万円弱の年金ではどこの養護施設も入れないし、今年から大学生二人 を抱える我が家にとっては生活するのにやっとの状況だからだ 今のところ、まだ呆けていても自分でトイレや風呂に入れるからいいのだが、この先徘 徊したり、動けなくなったらどうしようかと悩みが尽きない。。。 だが、このままというわけにもいかず、まず最初の一段階として、来週、福祉の専門員 に訪問してもらい、介護や認知症の認定をしてもらう予定でいるが・・・
ここで一行詩 言うは易し、行うは難し、母への孝行、 でも、やってあげなければ誰がやる。。。
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