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テーマ:今日聴いた音楽(74028)
カテゴリ:趣味
はてなダイアリーによると
「海外のブログに端を発する、音楽に関する企画。音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の5人を選びその人にバトンを渡す、というルール。」 ミュージカル・バトン 質問は下記の5項目。コンピュータ中の音楽ファイル容量なんて知りたがるとは、著作権協会の陰謀か?という説もあり?? Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量) Song playing right now (今聞いている曲) The last CD I bought (最後に買ったCD) Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲) Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人) mogujadeさんからバトン!の、ボクの場合は。 ●Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量) ゼロです。最新媒体に弱い(面倒くさい)というのがあります。 ●Song playing right now (今聞いている曲) “smooth&tight”Ken Uchida/PHASE ONE ウチダケン氏は確かアメリカ西海岸在住日本人デザイナーだったような。輸入盤ですが、インディーじゃないかな。メインはギターで、それに打ち込み音などなどを加えたジャジーなクラブ系インスト。 (トミー・ゲレーロ+ロニー・ジョーダン+ディアンジェロ)÷3 ありそうでなかった音楽。格好良い。2004年作。次のアルバムが楽しみだが、彼は兼業だし、仮に出していてもインディーなら見落とすかも。。。 ボクはタワーのジャパニーズ・クラブ系コーナーで購入。 ●The last CD I bought (最後に買ったCD) Missy Elliott/cookbook ラップはかなり聴きますが、女性ラッパーはあまり・・・。ミッシー・エリオットはそんな中ずっと気になっていた人ですが、今まで手を出しませんでした。チキチキ音の人という印象が強くて。。。。 この最新作(3日前くらい発売)は「cookbook」という自信に満ちあふれたタイトルに、む、買うかと。。。どういう意味があるのか知りませんが、このタイトルを付けるジャズやソウルのアルバムは「おりゃ!」という意思表示のハズ。勢いにのる若かかりし頃のジョージ・ベンソンとかも出していましたし。 聴いてみると、ラップというより、今のブラックミュージック全体が詰まった格好良いアルバムでした。 ●Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲) どういう5曲が良いのかな~と思いつつ。かけると部屋の空気がドーンと変わる5曲にしました。気持ちが変わるのではなく、空気自体が変わるのです。。。例えていうなら、女性と二人でいた時に、ブワーッとフェロモンが放出される一瞬、一気にまわりがピンクに染まってみえるような感じ・・・これらの曲を初めて聴いた時は、そんな(どんな?)衝撃がありました。ピンクじゃないけれど。。。 曲自体は古くても、フリーソウルブームの時に出会ったものが多いです。恐るべし70年代。。。 “ALONE”STEPHEN SIMMONDS/ALONE いきなり部屋が氷色になります。 97年作品だから、もう結構昔ですね。ディアンジェロが出始めた頃にフラッと出てきた人です。ジャマイカ人とスウェーデン人のハーフでスウェーデン育ち。アルバム単位で好きですが、とにかく内省的。あまりの暗さにビックリします。静かな哲学的な歌声というか。 この1枚は日本盤で出ていたけれど、今は廃盤なのか、見かけません。その後、輸入盤で1枚見かけて買ってみたら、アルバムタイトル変えて、曲順変えただけ(何曲かプラス)のものでした。きっと、1曲目の“ALONE”があまりに暗いので、1曲目から外したのではないかとボクは思っています。ボクの持っているアルバムでいうと3曲目“NOW'S THE TIME ”まで聴くと、少し希望が見えてくる曲が出てくるようになるんですけれど。 “Party Down Pt.1”Little Beaver/Party Down いきなり部屋がオレンジ色の夕焼けに染まる。 74年作。マイアミソウルのギタリストの隠れ名盤。絶対遠くをみつめながら歌っているんだろーなーというなんともいえないボーカルと、ジャズっぽいギター、ちゃかぽこなるリズムボックス?なんとなくバックに流れるパーティーっぽい喧噪音。クラブ系、メロウ・グルーブなんて感じで再評価されるも、再発、廃盤が現在も繰り返えされているアルバム。 “Clifornia Dreamin'”JOSE FELICIANO/FELICIANO! 何色だか分かりません。ホセワールドに引き込まれます。 ラテンの人なのに、アルバム通しでなんとも暗いというか、個性的。いや、このもの悲しさもラテンっぽいといえば、いえるのですが。 アコースティックギターと声の力が最高です。ドアーズの「ハートに火をつけて」のカバーが入っているので買ってみたら、1曲目からびっくり。 “FALLING”NITIN SAHNEY/HUMAN やわらかくうすーい茶色、ほとんど肌色感。 インド系イギリス人の03年作からの1曲。もうすぐ、ニューアルバムが出るらしい(出ている?)。ボクにとっては名前買いの人。お店ではクラブ系の棚に置かれている人ですけれど、ピーター・ガブリエルとかスティングとかと同じくらいに評価されていい人だと思う。ジャンル分けされているせいで、損しているな~と。 せつな系でも広がりがあり、自然と温かい気持ちになれるような。イギリスという土地柄か、歌詞も音楽もグローバル。真面目に人類の将来を“そっと”考え、訴えている人ではと勝手に思わせる人だ(雑誌とかチェックしていなから実際の人柄は知りません)。こちらは日本盤もあると思うので、是非! “MY FOOLISH HEART”BILL EVANS TRIO/WALTZ FOR DEBBY 部屋の空気の色というより、ひざカックン・・・体に来ます。 ジャズの定番中の定番の1枚ですけれど、やはりそれだけのことはあります。ボクのように偏見の塊の人には、「ビル・エバンス?ちゃらちゃらした奴が、ナンパに使う音楽だろ?」「ロマンチックとリリシズム?はああ?」ってな感じで、無視しがちな人なのですけれど、このアルバムには抗いがたい力がありました。出だしの1曲で、ひざカックン。 ●Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人) はてなダイアリーによると、『ちなみに「baton」には「指揮棒」という意味もありますのでブログ上の繋がりを終わらせることも指揮者の手にゆだねられています。』とのこと。 興味のある人に出会えたら、その人にゆっくり渡したいと思ってます。 最後に) mogujadeさんに、ミュージカル・バトンを渡してもらって、なんでもやってみるボクはとても楽しかったです。普段、音楽のことを話す相手ってボクには建築家Kくらいかな(日記には書くけれど)。 もう15年以上通っている、おそらくものすごい常連のハズのCDショップでも、「はい」くらいしか話したことのないボクにとっては、とっても新鮮な作業でした。 好きな曲、アルバムほど聴かないという貧乏性なボク(あきるのが怖い)にとっては、久しぶりに好きなアルバムを聞き返す良いきっかけでした。日本はCDが高いというけれど、色々な人がじっくり考えた世界観を、なかば受け身的にでも1時間弱(アルバムなら)で共有できるツールはなかなかない。そんな魅力が音楽にはあると思ってます。ん、支離滅裂? とにもかくにも、mogujadeさん、ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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