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高島屋・伊勢丹・三越やイトーヨーカ堂ではかつてより営業時間を短縮している。電気代やガス代などの経費削減のためだ。人件費カットみたいな安直な方法も平然と行われてしまっている。 実は、人件費カットよりも、本体昇給しなければならない人を昇給させないほうが問題だったりする。OKIやNECが凋落に至ったのは、所得の期待値を支払わないので社員から無言の抵抗にあったに等しい。 日本電産、ヤマダ電機、青山商事、ゼンショーのように、会社さえ成長すれば従業員やアルバイトなんて低賃金で十分だ、などとほざいているに等しい企業も当然のように現われている。俗に「ブラック企業」と呼ばれているが、「ブラック」とするには醜すぎる現実がある。ノルマは果たそうとするが、それ以外は係わり合い等持つのは拒絶感を持って当然。 なんか、安直なコストカットの連続のせいで、国内に憎悪や怨念が蓄積されてしまっているように思えてならない。とにかく、国内社会の仕組みが歪みきっていて、矛盾だらけで、吐き気を催すばかりと化してしまっている。 公務員が腐敗し、企業が腐敗し・・・努力しても全く報われない。「なぜ努力しないんだ」と世のお偉方は上から目線でのたまうが、冗談じゃあない。努力しても無駄ならば、止めてしまうのが賢明なのだ。 日本って国は、産業の興亡なんて無視して、「ダメなものでも需要を喚起しよう」とはするものの、「ダメなものの供給を絞ろう」って発想に欠けている。そこに、90年代に海外から持ち込まれた「成長戦略」の4文字が歪みを拡大させてしまっている。 それどころか、敵をぶっ潰してでも成長しようとするから性質が悪い。ヤマダ電機の新宿や上大岡なんて、どう考えたってヨドバシ潰しだったりする。買収したキムラヤの店員は完全にやる気を失っていた。 とにかく、正常な競争社会というより、自分さえよければ周囲はどうなってもいいって流れに支配されてしまっている。 昨日のNHK・追跡AtoZ「逸脱する“病院ビジネス”」の内容も、ベースは「自分さえよければ周囲はどうなってもいい」って流れ。 なんかぐっちゃぐちゃ。 この国では、叩き売りを放置して周囲をおかしくしてしまっているケースも散見される。NTTやKDDIの株価をみただけでもそんな印象を持たされてしまう。 労働力に始まって、商品も、会社も叩き売っている。「デフレ」って3文字で世間は切り捨てるが、そんなに生易しいもんじゃあない。叩き売りの挙句に殺されるものが出る。日本って無法地帯の入り口にいるよ。 どうすりゃあいいんだ? 疑問ばかりが頭をよぎるカキコでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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