民生委員合唱団「かしの木」練習日。
前回、先生が「6月から新曲を練習します。芸術性優れた曲を用意します」と、おっしゃった。どんな曲かまったく知らされていなかったのだが、今日、その譜面を渡された。
武満徹作詞・作曲「小さな空;Small Sky」。
すばらしい! この歌がうたえるなんて!
いままで練習を重ねてようやく6曲のレパートリーを持った。が、実は私のまったく個人的な感想だが、メッセージソングと言っても70歳の私がうたうにはアホらしく、要するに今時の「幼稚」な詞---。まあ、もちろん心をこめて歌いはしても、私も芸術家のはしくれだから、自分の歌っている曲がどの程度のものかは分かる。たとえその曲が、今、世間的に人気があってもだ。
武満さんの「小さな空;Small Sky」は、合唱曲としていくつかのヴァリエーションがあり、音が複雑に構成されているヴァージョンは、それはそれは難しい。しかし、ソロパートだけ抜き出してみると、むしろ初見で歌えるほど簡単で且つ魂に触れてくる優美さがある。終止音の美しさは尋常ではない。
---今後わずか7回の練習で完成させなければならないが、すばらしい曲に出逢った嬉しさに、わくわくしている。
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Last updated
Jun 26, 2015 05:54:04 PM
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