夕方、新聞を取りに出て、落柿を幾つか拾い、捨てる前に二つをきれいに洗ってほんの指先ほどを食べてみた。ウン? 甘いじゃないか----。
もうひとつを半分にして、家人に食べさせてみた。「甘い!」「ね、甘いよ。甘柿だ!」
これはいったいどうしたことだろう。渋柿が甘柿に変化することがあるのだろうか? 先日、隣家の夫人と我家の渋柿をめぐって、その始末について立ち話をしたばかりである。夫人が勧めるように干し柿にしようか、それとも以前やっていたように柿酢を醸造しようか、あるいは会津の不知身柿(みしらずがき)のように焼酎をかけて甘くしようか----と、考えていた矢先だ。このところ毎日、落柿の始末をしていた。放っておいてはまるで酔っぱらいの家のような臭いになってしまう。朝、鳥がつっついているが、それとてきれいに全部ついばんでくれるわけでもない。半分食べて、落ちてしまえばまた新しい実をついばむ。長年、この時季になると、朝夕となく落ち柿の片付けが、結局、木に一顆もなくなるまでつづくのである。
そういえば、近所の家の柿が、文字通り一つも生っていない。毎年、我家より立派な実がたわわに生っていた。一つも生っていない状態をこれまで見たことがなかった。こちらもいったいどうしたことだろう。
単なる推測、というよりも、判断のための材料にすぎないが、実はこの家の道路を挟んだ正向いは広い野原だった。ところが、現在、宅地として造成して、6戸の住宅がいままさに建設中である。昆虫がいなくなってしまい、柿に受粉がおこなわれなかったのだろうか? なんとも不思議なことである。
話はまったく変わる。
このブログ日記の書き込み機能についてである。先月末日(8月31日)から、いわゆる「新しい画面」での本文書き込みが不可能になってしまった。「タイトル」や「カテゴリ」枠には書き込めるのだが、本文枠がまったく反応しないのだ。画像も読み込めない。
31日以降のブログは「旧機能」によってアップしている。原因がわからないので、コメント欄は一時閉鎖した。あしからず。
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Last updated
Sep 9, 2017 08:07:15 PM
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