今朝、荷物を届けに来た運送屋さんが、「台風の影響か、蒸し暑いですねえ」と言った。額に汗の玉が光っている。たしかに雨は降っていなかったが、その時刻の湿度は90%を越えていた。正午には気温27℃、湿度70%。
秋のさわやかなイメージからほど遠い。まるで新内閣のようだ。安倍改造内閣、類は類を呼ぶ。あいかわらずバカものぞろい。最高学府まで行って、何を学んで来たやら。進取の気性などないから、ゴミ捨て場から拾ってきた「思想」をしゃべってみる。詐謀法に自己保身法に詭弁法。政界には必要な勉強なのだろう。就職のために「勉強」すると応える学生がいるにはいる。
たったいま、市の防災課から台風注意報がメールで届いた。さて、国政堕落の防災課はないか?
休題
昨年仕込んだ果実酒の柿酒が、ちょうど一年経った。スプーンを浸して少し舐めてみた。私は40年以上、一滴も酒を飲まなかったので、それだけで酔っぱらった感じだ。
ところで酒中の柿は、大抵は3ヶ月ほど経ったころに取り出してしまうという話も聞く。私は無精なので、仕込んだままほったらかして、結局1年間そのまま漬込んでいた。すっかり黒ずんでいるが、崩れているわけではない。
取り出して、端を切って口に入れてみた。「あっ、なるほどね」と思いながら、よし、マロングラッセならぬパーシモン・グラッセを作ってみようと思った。
さっそく蜂蜜と砂糖で糖蜜をつくり、柿を一個を四つ割りにして入れて煮詰めた。煮詰まったところで試しに一つ食べてみた。なかなかイケル。あとはこのまま冷まし、しあげにバニラを加えれば、パーシモン・グラッセのできあがりだ。
柿自体が酒に漬かっていたので、マロングラッセのようにブランデーを使う必要は無い。柿はフランス語でKaki。「Kaki glacés」のできあがりである。