パソコンの引っ越し手順
→ 元記事:風が吹いたとき仕事場での話です。私は産業機械などの装置設計をしているのですがCADを使って仕事をしているとパソコンを変えなくてはならないことが割と頻繁にあります。理由はウィンドウズをアップグレードした時や使用するソフトに対応させる為、また、他の社員の仕事内容が変わり、自分のパソコンの方が都合が良い等々。今回は新しく入る3DCADの仕事が今後長く続くと思われる為、性能のいいパソコン(ワークステーションといいます)に乗り換えることになりました。パソコンの引っ越しはいつも面倒なイメージがあるのですが、何故かと言えばすんなり一発でいかないこと。引越しソフトなどを使えば簡単だと思うのですが、結局そのソフトには無い設定作業(CADやその他業務用ソフト)もありますので、いつも手動で作業しています。今回少し失敗もありましたので、引っ越しする際の注意点だけでも簡単にメモしたいと思います。ちなみに使っている環境はどちらもWindows7、ブラウザはIE10、メールはWindows Live メールになります。1.メールの移行会社ではWindows Live メール を使用しているのですが、メールの移行が案外ややこしい。メッセージ、アドレス、署名、それぞれ別々に移行しなくてはいけません。Win7同士なのに一発で出来ないのは何か理由があるのでしょうか。その点、Gmail等のフリーメールは本当に楽です。移行するには今使っているパソコンの各々のデータをインポートして、引っ越し先のパソコンにエクスポートするだけです。こう書けば簡単に聞こえますが。その場所が様々なので手順と場所だけ簡単にメモしてみます。手順1:メールメッセージ、アドレス、署名を各々エクスポートして任意で作った引っ越し用フォルダにまとめる。・メッセージのエクスポート場所:一番左上のタブをクリック→電子メールのエクスポート→電子メールメッセージ・アカウントのエクスポート場所:一番左上のタブをクリック→電子メールのエクスポート→アカウント。 その画面から移行するアカウントを選択・アドレスのエクスポート場所:画面左下の「アドレス帳」をクリック、上のメニューバー右寄りの「エクスポート」をクリック、「カンマ区切り(.CSV)」を選択・署名の場所:一番左上のタブをクリック→オプション→メール→署名。必要な署名をメモ帳などにコピーして保存。(署名はレジストリに関わるらしく、署名の数が少なくレジストリの知識の無い私は上記様にコピペで済ませています) 手順2:メールメッセージ、アドレス、署名を各々引越し先にインポートする・メールメッセージのインポート場所:一番左上のタブをクリック→メッセージのインポートより・アカウントのインポート場所:一番左上のタブをクリック→オプション→電子メールアカウント画面右の「エクスポート」より・アドレスのインポート場所:画面左下の「アドレス帳」をクリック、上のメニューバー右寄りの「インポート」をクリック、「カンマ区切り(.CSV)」を選択・署名のインポート場所:エクスポートと同じ場所に保存した署名を貼付ける2.「お気に入り」のインポート、エクスポート場所(Internet Explorer10同士の場合)・インポート、エクスポート場所:画面右上の★印より、一番上の「お気に入りに追加」右の▼をクリック。「インポートとエクスポート」より作業3.IMEユーザー辞書のインポート、エクスポート場所(Microsoft Office IME 2010)インポート場所:パソコン画面下に出ている横長のバーの中の「ツール」(箱のアイコン)→プロパティ→辞書/学習。 画面の「ユーザー辞書」項目の「参照」クリックでdicファイルが出てくるのでそれを引越し用のフォルダに保存。エクスポート場所:インポートと同じ場所に貼付けて選択する。4.その他データデータ容量に応じた記憶媒体に一旦保存して、引越し先のパソコンに移動させる。時間はかかるかもしれませんが一番簡単な作業です。今回はユーザー辞書をバックアップしないまま他営業所にパソコンを送ってしまったり、CAD設定の引継ぎをしないままソフトをアンインストールしてしまったり、本当に情けない限りです。幸い業務には支障はでませんでしたが、やはりメモはとっておくべきだったと反省しています。※本記事は自分用のメモですので本内容を参考に作業されて損害等が生じても責任は取れません。パソコンの引越しは自己責任で慎重にお願い致します。