バスリコのつぶやき

私が所属しているリコーダーオーケストラ「ぽこあぽこ」があやせローズコンサート出演の日だ。　このコンサートは今年度から綾瀬市がアマチュアのために企画し、発表の場を提供してくれているもの。

朝から今年の入梅始まって以来の大雨。　土砂降りの雨が続いている。

開演は14時なのだが、会場の設営やリハーサルのため、12時半の集合にした。
会場は綾瀬市文化会館。　そこのロビーを臨時の演奏会場に仕立てて演奏を行う。

市の担当職員の方が来てくださり、我々もお手伝いして会場の設営をしたが意外と時間がかかるもので、リハーサルの時間が不十分なまま一抹の不安を残して本番に入った。

雨はまだまだ降り続いている。　この雨ではお客さんは数人ではなかろうかとの心配は杞憂に終わり、なんと35名ぐらい見えているではないか。
この雨でもちゃんと聴きに来てくださる。　嬉しい！　ほっとする。
最初の演奏はコレット作曲の「カノン」。　ちょっとのりが悪いかな？　やはり緊張しているせいか？

曲が進むにつれ、調子は上がっていく。
合計13曲、最後の「ふるさと」はお客さんの皆さんに歌って頂きながらの演奏に切り替える。

終演の挨拶の後、なんとお客さんからアンコールのうれしい要請が！

特にアンコール曲を用意していなかったので、お客さんの希望を伺ったところモーツアルトの「なんと素晴らしい音」とのこと。
これに続けて「ふるさと」の2曲を演奏。

静かにわれわれの演奏を聴いてくださったお客様に感謝！感謝！

後でお客さんから「ああいう音もいいね。　気持ちの休まる音だね。」という感想を漏らされていたということを聞いた。
良かった！良かった！

我々としては最初から調子を出すようもっと精進しなくっちゃ！という反省点もあるが、このように聴いてくださる方がいて我々もまた張り合いが出るというものだ。

次は前回好評を頂いたデイケアーセンターでの訪問演奏と11月の市民音楽祭。

さあ、仕切り直して頑張ろう！

今回の演奏曲は順に
　カノン　コレット作曲
　元気を出して　コストレイ(1531-1601)作曲
　私のいい人　パスロー(16c)作曲
　もはや貴女に逢いたくない　モーレイ(1557-1603)作曲
　なんとすばらしい音だろう（魔笛より）　モーツアルト作曲小山昌治編曲
　グリーンスリーブス　イギリス民謡　依田光正編曲
　シシリアーナ　シシリー民謡　鯉沼広行編曲
　エーデルワイス　リチャード・ロジャース作曲
　ケンタッキーの我が家　アメリカ民謡
　荒城の月　滝廉太郎作曲
　砂山　中山晋平作曲河西保郎編曲
　夕焼け小焼け　草川　信作曲河西保郎編曲
　ふるさと　岡野貞一作曲河西保郎編曲
でした。