バスリコのつぶやき

例によって発声トレーニングのメニューから入る。
今日は割合調子がよいようだ。声の伸びもある感じ。発声もだいぶ慣れてきた。

でも、先生から「今日はだいぶ声帯が開いて良い声になっているけど、高い方へ行くと声帯がしまってしまうようなので、もっと拡げるように」と、そして先生が歌って模範を示してくれる。その声、口の形、息の出し方などを観察して自分で試してみる。

自分なりの解釈で口を上下に大きく開ければ、それに連れて声帯も開くのではなかろうかという仮説を立てて発声してみる。割合良い感じ。
先生からは口を大きく開けても声帯が開くわけではないが、口先の発声ではなく奥から声が出てくるようになるので今のところはそれでよいでしょうとのこと。

その様なことで、先生からの指示を自分なりにどのようにすればそれに応えられるようになるのか、いろいろ工夫しながら発声するようにしている。

最初の頃とは全然違う良い声になってきたとのお褒めの言葉が嬉しい。張り合いが出る。先生から７０歳代のモデルにしたいとのこと。７０歳を超えても指導によってこれくらいの声が出るようになるということを示したいようだ。

コンコーネは１４番に入る。
なかなか良い曲だ。
今回はピアノ伴奏で歌った。ただ途中音程があやふやになるところがあり、次回もう一度練習して仕上げ、次に進むことになった。

さて、次は冬の旅の第２曲目「風見の旗」。難しい曲。体力も要る。
今回はピアノ伴奏付き。覚悟を決め、暗譜で歌う。
途中で発声のポイントも上がらず、何とか最後まで行く。
おぉ！良く歌えた～！

２回目、途中で歌詞を間違えるというか、出てこないところがあった。う～ん、安心するとすぐ落とし穴にはまってしまう。
３回、４回と挑戦。
声もだんだん慣れてきて調子が良い。
やはり何回も何回も歌って行かないとダメなのだ。
しかし疲れる～

なんとか見通しが付いたところで、発声の練習パターンを１曲軽く歌って声帯をクールダウンし、今日のレッスンは終了。

次回はいままで仕上げた「おやすみ」と「溢るる涙」も加えて３曲歌うことになった。
家で大きな声で練習しないと！？　難題！　難題！