バスリコのつぶやき

今夜、今年２回目のボイストレーニングに行って来た。

前回は声を前に出す感覚だけでなく、後に引っ張る感覚もと指導を受けた。
これを発声する一音ずつ行うと音程も正確になるとのこと。
そこでその感覚を会得するよう一生懸命練習した。

今回は姿勢を正し、体の重心を下げて、楽に発声するようにとの指示。
でも前回の後に引っ張る意識を持って発声していたら、もっと楽に自然体で発声するようにとの注意だ。知らず知らずの内に力が入ってしまっていたのだろう。

そこで先生にただすと、後に引っ張るという意識は喉の奥を拡げ、発声のポイントを下に下げるのを目的にそのように表現したのだとのこと。
それがだいぶ出来てきたので、力を抜いて楽に発声せよとなったようだ。

ただ高い音（Ｆ，Ｇ）になるとポイントが上に上がりかけるので、それを抑えるのがなかなか難しい。特に発声シラブルが「ア」のときよりも「イ」や「エ」の場合はさらに難しくなる。これはもう自分の感覚で覚えるほかないようだ。

コンコーネはやっと２０番を卒業することが出来た。
この２０番は音大の入試のときに良く出る課題曲だそうだ。転調が多くなかなか難しい曲だった。
次回は２１番に進む。

次は「冬の旅」の第３曲目の「凍れる涙」。
まず暗記してきた歌詞を無伴奏で歌うが、後半のところで音が下がってしまった。

そこで音名で歌い、次は「ラ」のシラブルで歌う。
ところが出だしで発声ポイントが上がってしまうとのこと。
どうしても歌い出しは心配なので音を確認しようとするためポイントが上がってしまう傾向が出るとのこと。ポイントが上がらないようにして歌い出すようにとの注意。
ともかく喉の奥を開いてポイントを下げることに全力集中する。

その要領で歌詞を付けて歌うようにとの指示。

だいぶ良くなったとのお褒めの言葉。
自分でも自然な軽い発声で、丸みのある歌い方になって来たかなと感ずる様になった。

次回は第４曲目の「凍結」も平行してレッスンするとのことで、一歩前進となったようだ。