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バスリコのつぶやき

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2008.11.04
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カテゴリ:音楽
海老名で「第九」の武者修行の第9回目。
練習会場は市民会館小ホール。

今晩は正指揮者の乾健太郎先生が登場するというので張り切って行った。

まずはいつもの合唱指揮者による発声練習と今まで練習してきたところをさらっと復習して、いよいよ乾先生にバトンタッチ。

最初は[D]の部分を歌わせてから、やおら指揮の見方の説明に入った。
その指揮に合わせて、もう一度[D]を歌う。
いや~、指揮の手の表情の細かいこと。
この指揮を見ると、指揮者がこの曲をどう考え、どう表現したいのかということがよく分かる気がする。それ故に指揮を見るのが面白くなった。

それと歌い出しのブレスの重要さの指摘。
そして合唱の音色を、歌わせながら注文をつけて行く。これだとどうしてその音色が必要なのかが良く納得できるのだ。
だからその表現をしようと努力する。

そしてバスにとって圧巻だったのは、一番高いFを多用している595小節からのAndante maestosoを、「ここをバスにとっては大変ですが」といいながら何回も何回も歌わせたことだ。
これをやられるとどうしても段々と声をセーブしながら歌わざるを得なくなる。
そうするとかえって綺麗な発声になるようなのだ。
これは良い経験をした。
いままではFは高い音なので、「第九」だし、どうしても力づくで発声しようとする。いきおい発声のポイントが上がってしまって貧弱な音になりやすい。
それを避けられるのが歌っていて実感できたのだ。
先生もバスの無理な声を聴いて、このような処方をしたのだろう。

それと共感したのは596小節で下のDから9度上がってEに跳躍するところ。
ここは思い切ってスパ~ンと上がれとの指示。
また、連続する高い音は声を落とさずにそのまま息をつないで歌えとの指示。
これらはいつも私の声楽の先生から、別の曲で言われていることと全く同じことだった。

良く声楽を理解した指揮者だなと、そんなことは指揮者にとっては当然のことかもしれないが、感じた次第。

もう練習も残り少ないので、乾先生の指揮の機会が増えることを期待したい。






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Last updated  2008.11.04 09:34:31
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Mitch29@ Re:夕暮れ富士(11/10) 昨今は日中雲が多く、富士はなかなか姿を…
はざくら2005@ Re:夕暮れ富士(11/10) すてきな景色ですね。 こんど久々に東京に…
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