バスリコのつぶやき

今朝も快晴。しかし寒～い！
相変わらず富士は良く見えているが、今回はその右に見える丹沢山塊を紹介しよう。
実は今朝は丹沢山塊の稜線がかなりはっきりと出ていたのだ。

写真中央のなだらかな丸みで左右に広がっている山が丹沢山（たんざわやま）(1,567m)、その左隣の黒い帯状の間に雪がついているなだらかな峰が竜が馬場（りゅうがばんば）(1,504m)。　ここは丹沢でも雪が多く積もる草地のスロープで、昔はスキーヤーがここまで登ってきてスキーを楽しんだそうである。

丹沢山に戻って、その右の頂上に雪を沢山付けているのが蛭が岳（ひるがたけ）(1,673m)、丹沢山塊の最高峰である。

これらの尾根筋は丹沢主脈といわれる縦走コースになっている。
小田急線の渋沢駅から大倉尾根（通称馬鹿尾根）を登り、塔の岳(1,491m)から丹沢山、蛭が岳と連なる稜線を焼山まで縦走し、そこから一気に神奈川県の水道水源地となっている道志川に下る一日半のコースである。

その丹沢主脈の下に見える色濃い稜線は大山から伸びてきている尾根である。

また今日はこの丹沢のさらに右手に奥秩父や奥多摩の山々も見えていた。
その中で特徴的な山、奥多摩の大岳山（おおたけさん）(1,266m)を紹介しよう。
中央に見える山がそれである。

群馬県と長野県の県境にある荒船山（あらふねやま）は昨年「クレヨンしんちゃん」の作者が事故死した山だが遠くから見ると沈没しかけた船、難破船に見える。
しかし、東京都にあるこの大岳山は同じ船でも潜水艦のような感じだ。だから遠くから見てもそれとすぐ分かる。
大岳山、荒船山はともに日本二百名山に入っている名山である。
なお、丹沢山を中心とした丹沢の山々は日本百名山に数えられている。