France好きの美味しいもの日記

豚肉や鶏肉を酢醤油、砂糖か蜂蜜で煮込んだ料理をアドボと言うのだそうです。冷やしても美味しいフィリピン料理と聞きました。

昔、ご縁あってマニラの方が身内の家に滞在したとき、初めてアドボなるものを食べました。甘くて酸っぱい南国の豚肉料理を当時子どもだった私にはどう感じたのか…。きっと味覚がまだまだ未発達だったのですよね。

数日前、実家に帰った時に、
「アドボを作ってみたのよ。美味しいから食べてみて。」母が食卓に出してくれました。鶏もも肉、お醤油、お酢、大蒜、生姜を弱火でじっくり煮込んだそれは実に味わい深いものでした。おそらく母流（正確に言うと叔母流）の味付けに直してあっていたからなのか、私の味覚が大人になったからか…幼い頃に感じた違和感は全くなくパクパクと進むこと。
家に帰ってから、私もストウブを使ってじっくりと煮込んでみました。



見た目は今ひとつに仕上がったけれど、夏にぴったりの肉料理ですね。因みにお砂糖は入れていません。だから食べやすいのかしらん。冷蔵庫で冷やしておくとさらに美味しいです。



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