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テーマ:猫のいる生活(136533)
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アメリカはミズーリ州東部のミシシッピ川とミズーリ川の合流点に位置するセントルイスは、ミズーリ州と云うこともあって日本人には馴染が薄いのかと思ったら、あに図らんや大学を初め教育機関が多くて留学生の受け入れが積極的なので日本人居住者も多いらしいですね。
セントルイスは西部への玄関口として、20世紀初頭に最も栄えた街です。 開業は1894年。 1940年代には1日あたりの旅客数が10万人に達した、当時 世界最大の駅でした。 1940年代の拡張工事では、半円形にデザインされた新しいチケットカウンターが設置されました。 ユニオン駅のグランド ホールの大きさは約23m ×38m 、最も美しい公共ロビーの1つだったのです。 そうしてアムトラックは1978年にユニオン駅の廃止を決めました。 ユニオン駅を出発した最終列車は10月31日のシカゴ行きインターアメリカンでした。 こうしてユニオン駅の幕が閉じたのです。 ところが、ここからがユニオン駅の新たな出発でもあったのです。 ユニオン駅の壮大な建築を無駄にするのではなく、この建物は新たな命を吹き込まれました。 1985年、ユニオン駅は小売店、イベントスペース、レストランを備えた複合施設として再オープンしました。 とりわけ圧巻なのが、1985年にホテルとして改装されたユニオンステーション・ホテルのグランドホール・ラウンジです。 建築家セオドア・リンクが設計したこのグランド・ホールには、テラゾの床、緑釉のテラコッタレンガ、ステンドグラスの窓、木製の大工細工の装飾などエレガントで歴史的な雰囲気がいたるところに散りばめられてるのですね。 ティファニーのガラスには3人の女性が描かれてます。 カンザスシティのアールデコホテル・フィリップス、ワシントンDCのジェファーソン、ヒルトン・シカゴなどと伴にアメリカで最も美しいと云われてます。 グランドホールのバーもまた素晴らしい。 グランドホールは禁酒法時代、それまでと違って膝丈の短いスカート、ショートヘアのボブカット、濃いメイクでジャズを好み、強い酒を飲み、喫煙、ドライブを積極的に楽しむという以前までの女性とは百八十度違う「フラッパー」やギャング、議員、密造業者など、さまざまな人種の活動の中心地でした。 敷地にはセントルイス水族館や、高さ19m 42基のゴンドラを備えた展望観覧車なども設置されてます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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