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流れる葦

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2014年09月12日
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カテゴリ:参考図書・映像
「寄生虫なき病」をなんとか読みました。ボリュームあるわぁ。
原題は「不在による病」


【楽天ブックスならいつでも送料無料】寄生虫なき病 [ モイセズ・ベラスケス・マノフ ]

近代医学はずっと、病原菌をつきとめてそれに対処するというアプローチをとってきたわけですが、最近になって反対の面が指摘されるようになってきた。
ウィルス、細菌、寄生虫が体内に"いる”、ことではなく、"いない”ことによって病気が引き起こされている、と。

その病気とは、自己免疫疾患。
身近なところだと、花粉症、アトピー、アレルギー、関節リウマチなど。
他にも例をあげればキリがない。
多発性硬化症、クローン病、高安病、橋本病、全身性エリテマトーデスなどなど。
NHK「ドクターG」の視聴者にとってはおなじみの病名ではないかと(^^;

更に本書を読むと、自閉症や認知症、メタボリックシンドロームなども、
寄生生物不在が患者激増の原因になっていると指摘されていて、驚き。

人それぞれの遺伝子によって病気のかかりやすさは違うようですが、
しかし、リスク因子が高い人でも、たくさんの寄生虫と共存していた時代にはそんなに多くは発症しなかったのではないかと。恐ろしい(>_<)

何が恐ろしいって、研究が進んで後から寄生生物の有用性が分かったとしても、
撲滅したあとでは元に戻せないということですな。

実際、本書を読むと、お子さんが中耳炎になったときに抗生物質で治療して、
その後自己免疫疾患になった、なんて例がでてくる。

よく悪玉菌、善玉菌、日和見菌、なんて言葉がありますが、
どれが大事ということではなく、多様性が大事らしい。
いろ~んな種類の菌が、バランスよく共存してくれて初めて、私たちは健康で過ごすことができる。
しかし抗生物質の投与や生活の乱れなど、なんらかの原因で腸内細菌叢のバランスが崩れると、発病するリスクがあがる。
なんの病気になるかは分からないよね。それは人それぞれ遺伝子が違うから。


やはり抗生物質は極力摂取しないようにしよう。と決意を新たにした。
少なくとも風邪引いたくらいではダメ。
O157やインフルエンザとかは仕方ないかもしれないが。

しかしそれらの病気も、免疫機能を普段から高めておけば、多分発病しないんだよね。
今話題のデング熱や、インフル、O157を保菌しても、発病しない人も少なからずいるはずなのよ。
願わくばそうありたい。ウィルスとの接触を避けることはできないだろうから。

あと、巻末の解説で合成保存料についても触れられていて、刮目した。
食品の保存性を高める添加物って、要するに細菌の繁殖を抑える力がある。
それは、いちおう実験の結果、人間の細胞には害はないってされているけど。
でも、人間の腸内の細菌に害がないかどうかは分かんないよね、と。確かに・・・。
やっぱり添加物とらないにこしたことはない。






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最終更新日  2014年10月03日 11時04分08秒
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