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2007/01/06
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カテゴリ:本のある生活
昨年読んだ本は59冊。
あちこちのブログを拝見して、あれもこれも読みたいと思いながら、
結局、主義主張なく読み散らかしてしまった1年でした。

My Favorites 5 を満足度 ★★★ の20冊の中から選んでみました。

2006=books

まずは、昨年、芥川賞を受賞した絲山秋子氏の 『逃亡くそたわけ』

絲山氏は、作品に精神的に暗い影のような部分があるので、
人によって好き嫌いが分かれる作家ではないかと思う。
どれもこれもハッピーエンドなストーリーではないが、
登場人物達を叱咤激励、応援しているうちに、
自分も人に優しく、前を向いて生きよう ...という気になる。
『海の仙人』、『勤労感謝の日』 も良かった。 スマイル

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次に、我が家のごひいきコータロー3人目、恒川光太郎氏の 『夜市』

薄霧がかかったような幻想的で不可思議な世界観が心地良く、
きらきら2006年ベスト1きらきら のお気に入り本。
闇に浮かぶ金魚の装丁もすばらしい。
是非、この装丁のまま文庫本になってほしい。
手元に届いている 『雷の季節の終わりに』 にも期待している。

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現役医師、海堂尊氏の 『チーム・バチスタの栄光』 も良かった。

「医龍」、「ブラックジャック」、「Dr.コトー」 ...どれもカッコいいが、
不定愁訴外来、通称、愚痴外来の万年講師・田口公平も、
我々凡人の代表として、負けず劣らずカッコ良かった。
『ナイチンゲールの沈黙』 が今一だったのは残念。

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篠田節子氏の 『弥勒』 は、映画 『ホテル・ルワンダ』 の後に読んだ。

ヒマラヤにある架空の小国で起こった大虐殺を描いた作品。
何が善で何が悪かを考えさせられる力作だった。
続けて読んだ 『ハルモニア』、『ゴサインタン』 は残念ながら今一だった。

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最後に、年末に読んだ五條瑛氏の 『プラチナ・ビーズ』

北朝鮮を巡るリアルな情報戦もの。
1999年著ながら、香港が中国に返還された後、
情報収集の場が東京に移っている … という内容は、
最近話題の 『インテリジェンス・武器なき戦争』 指摘の通り ...
国防や軍事力に関する旧防衛庁出身の作者の本音が所々に見える
ある意味で啓蒙的なフィクションだった。

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今年は、藤沢周平、司馬遼太郎、井上靖 『風林火山』 あたりの時代物で
日本人にどっぷりつかりながら、皆様のブログを頼りに、
話題の本も遅れずに読んでいきたいと思っています。

では、本年もよろしくお願いします。 by pomo <(_ _)>






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Last updated  2007/01/06 05:41:05 PM
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