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テーマ:最近観た映画。(39144)
カテゴリ:映画/TV
今日は、夏休みの休日出勤の振替休日を取りました。 特に予定もなく、家内と食事にでも出かけようと思っていましたが、 ふと、『悪人』 が公開されたのに気づき、観に行く事にしました。 原作 の絶望感、閉塞感、圧倒的な文章力には、 強いインパクトを受けた記憶があります。 どんな映画に仕上がっているのかが観たくて出かけました。 原作のディテールの記憶はすっかり薄れて あまり当てにはなりませんが、 かなり原作に忠実な作りだったように思います。 エンドロールによると、 作者の吉田修一氏が脚本まで手がけたようでした。 原作を読んだときもそうですが、 身勝手で希薄な人間関係しか築けない若者や、 孤独で愛に飢え、そこから抜け出せないでいる若者が、 社会のごく少数の稀な話であってほしいと思いました。 被害者の父親役、榎本明がナレーションで語るような 「その人が健やかでいることを思うだけで幸せになれる存在」 が誰にもいてほしいと ... 自分の子どもたちには、 ちゃんと愛情を注いで育てられただろうか? 何不自由なく恵まれた暮らしの中で、 ちゃんと他人に感謝する事ができるよう育ったろうか? そんな事を自問自答しながら映画を観ました。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 妻夫木くんは、すさんだ主人公を見事に演じていました。 ロケの間、この人格を維持するには、 すさまじいエネルギーが要ったことでしょう。 好演だったと思います。 深津絵里が暮らす国道沿いの町が、 5年ほど前に社用で行った 久留米市郊外の風景にそっくりでした。 とっても気になります(失笑)。 予告編で観た時代劇3本、 『十三人の刺客』、『最後の忠臣蔵』、『桜田門外ノ変』 どれも面白そうで楽しみです。 by pomo (^_^)/~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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