「天空の」と言えば何?、と聞けば、ラピュタ!と答える人が多いのかもしれない。しかし、ラピュタのことについて詳しく書けと言われても、大した知識も持ち合わせておらず、とても僕には書けない。
ジブリの話ではない。「天空の白鷺」の話なのである。
http://www.himejijo-syuri.jp/home.html
白鷺とは姫路城の別名「白鷺城」のことであり、姫路城は今は平成の大修理が行われていて、美しい天守閣は仮設建造物にすっぽり覆われていて、その姿を見ることはできない。姫路の観光はまさに姫路城で代表されているので、それを見ることができないとなると、観光事業は大打撃を受けるはずである・・・が、実はそうではない。平成の大修理そのものを見せていて、いやむしろ、それ以前より、それがウリになって観光客は増えているのではないかなぁ。
修理中だからこそ見ることができる、という仕掛けになっている。つまり天守閣の頂上を、さらに上から、外から見ることができるようになっていて、見学するには事前に予約をしたほうが良いくらいの人気になっている。そんなことはツユ知らずに行ってみたら、予約なしの人は入場するのに行列、30分待ちだった。むしろ、その程度で済んで良かった。
今回の大修理は平成21年に始まっていて、既に3年が経っているが、完了は平成27年だと言うので、まだ半分くらいだ。その修理期間も観光客を呼べるように工夫したことは、さすが!と称賛しても良いのではないか。世界遺産の姫路城だけど、修理そのものも50年に1度のことだし、それも間近で見ることができるので、是非お勧めしたいスポットだ。
あ、今日は観光案内になったねー(苦笑)。