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 真理の御霊 (三輪山より)

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2017.06.16
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カテゴリ:◆人の心◆

 

 

神から人へ、人から神へ。神の願いは人の成長。心豊かに、健やかに、人の成功、

幸せ喜び、己の幸のみ追うことなく、全ての人の平和を願い、そのため一身、

生を捧げる。さにて本日、卑怯なることの意味を説き示さむ。

今のこの世の現実は、全ての人の問題なりて、人の心を蝕むが、卑怯を恥じる

心の喪失。人は神の子、神からの、尊き御魂(みたま)を分かたれしもの。

なれば心に曇りなく、何に照らせど、恥じるなく、面(おもて)を上げて、

天仰ぎ、澄みし瞳に翳りなく、神の御前にためらうことなし。

神の言葉は速やかに、心に通り、御魂に透る。少しの疑問も、不信も抱かず、

素直に受け容れ、歓び賜る。なれど心に不平持ち、心のやましさ抱えるものは、

神の言葉は煩(わずら)わしさのみ。己の行い、考えの、非を認めるは、辛し、

憂(う)し。そを改むは、さらにも難し。さにして人は、罪重ね、穢(けが)れを

深めて、迷いに苦しむ。卑怯というは、弱さなり。己のあやまち、省みず、

目をばそらして、他を欺(あざむ)かむとす。なれど、神の前にはごまかせず。

光の照らさぬ闇はなし。隠せる秘密も、虚偽もなし。厳正なる神の裁きに、

ただ粛然と、己を任せて、委ねるのみ。神の前にて恥じることなく、恐れる

ことのなき心。正しき行い、正しき心、正しき言葉、そが全て。

 

 

間違い犯さば、謝ればよし。人を苦しめ、傷つけなば、素直に詫びて、

許しを請うべし。謝り、詫びるは、人の特権。己の犯せし罪を贖(あがな)い、

汚点をそそぐを許さるも、神の慈愛の深ければこそ。卑怯は、罪を繰り返す素。

神の与えし悔悟の機会を、自ら捨てて、迷いを深めむ。迷いは凝りて執着となり、

詫びの言葉の言霊さえも、容易に浄めぬ穢れとならむ。

さにて本日、卑怯というは、神の慈愛の拒否なりて、ますます迷妄深めることを、

人にも知らせ、よく気づかせて、清き命を全うせむため、その導きのよすがと

されたし。人の尊き霊性を、損なうことは、口惜(くちお)しきこと。神の与えし

そのままに、御魂の光を失うなかれ。さにて。

 

 

 

 








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最終更新日  2022.01.26 12:35:55


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