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2008年02月13日
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カテゴリ:映画
今日は映画のお話をさせていただきます。

今回お話する映画は、こちらです↓。

「日本以外全部沈没」

ちょっと前に「日本沈没」のリメイク版が製作されましたね。そのパロディー(?)版であるこの作品も映画化されました(笑)。

原案はもちろん小松左京。そして原作は筒井康隆。特別出演もしていますけど(笑)。

さて内容は、こんなところです↓。

<内容>
 9.11テロから何年か後、世界的な大災害が発生する。まず南北アメリカが沈没。続いてユーラシア大陸、さらにアフリカ大陸、最後にオートラリアも沈没してしまい、世界は日本とチベット等のごく一部の陸地しか残らなくなってしまった。その日本に5億人以上の外国人が押し寄せる。この状況で、日本人はどうしたかというと・・・。


私、原作を読んでますし、筒井康隆の作品は多々読んでいます。この作品を書いた筒井康隆はすごく毒が強かったです(笑)。ですから原作もかなりきつい内容でした。

映画は原作らしさを生かし、さらに強くするような内容になってます(苦笑)。

例えば、こうです↓。

怪獣と戦うヒーロー番組がある。このヒーロー怪獣と戦う時、外国人をプチっと潰してしまう。それが、外国人だらけでうんざりしていた日本人に受けて、大人気となる。

「記者のたまり場のクラブに亡命してきた外国の元首たちも集まり、情報収集と時々来る日本の首相にゴマをする」というのは、原作どおりです(笑)。ですが、ちょっと・・・という部分もありました。

例えば、こちら↓。

天気予報ならぬ「外人予報」。外人がいて邪魔という内容。

外人取締り部隊GATの創設。日本の文化・秩序を乱す外国人を取り締まり、国外追放とする舞台。この場合の国外追放とは、船で漂流させられることで、運がよければチベットに漂着するかもという刑罰。

見ていて、やれやれ・・・と思わされたのが、こちら↓。

「ニッポン音頭」。「ニッポン、チャチャチャ」で始まる日本を褒め称える音頭。バックに外国の元首たちも参加して、にっこり笑った日本の首相が踊っている。

この「ニッポン音頭」で、安泉首相役の俳優さんが「まだ続けるの?」的な視線を出したシーンが印象的でした。いささかうんざりしたのでしょう(苦笑)。

これらが「You TUbe」に流れると、日本への誤解を増幅しかねないです。ジョークだと思っていただければいいのですが(苦笑)。

さて私の感想ですが、私のように原作を読んだ人が見るのなら、あまり誤解はしないと思います。原作の持っている「日本人なら、ここまでやりかねない」という視点を承知で見ていると、誤解せず見れますので(笑)。そうでない方が見ると、胸糞悪くなるかもしれません。何に対して?そこで描かれている日本人に対してです。実際、私も途中でそう思ったぐらいです(苦笑)。

世の中の流れに流される主人公、終盤ですごくショックなことにあい、目を覚ましかけますが・・・。

ラストを見て「やっぱり」と思うか、「おい!」と思うかは、人それぞれ(笑)。

この時期の筒井康隆は、「農協、月へ行く」という作品のように「日本人の持つ醜悪さ」を描こうとしています。この映画も、その点を描いている作品です。

正直、映画としては2流の映画です。まあ、短編を90分以上の映画にするあたり、無理がありましたが(苦笑)。ただ、原作者の意図はしっかり出ていると思います。

興味のある方、ご覧になってもいいかもしれませんね(笑)。

それでは、今日も元気よく「あれ」します。皆さん、よろしくご唱和をお願いします(笑)。

お手を拝借!

ぽぽんがぽん!





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最終更新日  2008年02月13日 21時52分05秒
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