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テーマ:911FANマガジン(444)
カテゴリ:ポルシェ雑感
とにかく暑くて嫌になってしまう。
朝からこう暑いとポル子を動かすのもかわいそうで・・・ と、空冷911をまるで人間のように扱えば気の毒にも思えてくるのだけれど、果たして911にとってこの程度?の気温は本当に過酷なのだろうか。 人間の正常な体温は36度前後なのだが、快調に回っているエンジンの温度は・・・ 911の設計された環境を考えれば、日本よりもう少し涼しい場所を走ることを想定していたのだろうけれど、ある程度エンジンが回ってクーリングファンが回るのであれば、40度の風でも十分に冷却効果は望めるのではないかと・・・ そう考えると、真夏の暑さでも、きちんとエンジンを回してさえいれば、問題はないのではあるまいか。 日本向けにするなら、クーリングファンのベルトのプーリーを調整して、エンジンの回転が低くてもファンがもう少し良く回るようにすればよいのではないか。 夏モードと冬モードすなわち渋滞モードと巡航モードの切り替えができたらと思うのだけれどどんなものだろうか。 とはいえ、これがエアコンになると話は別である。 こちらは人間の体温に合わせて働かなくてはならないからである。 今の技術であれば冷やそうと思えばいくらでも冷やせるのだろうが、バスやトラックは別として、クルマにはスペースという制約があるし、エンジンは本来クルマを走らせるためにあるのであって、エアコンのコンプレッサーを回すためにあるわけではないのは言うまでもない。 クルマのエアコンは、使用する環境で必要とされる最低限の性能が出せるように作られているのであろう。 この点、最近の国産車は軽であってもぬかりはない。 ところが、930のエアコンというかクーラーは機器の取り付け場所からして冷やそうという気があるのかどうか疑わしいとして、964になっても、やはり日本の暑さのピークは想定していないような気がする。 そうは言っても、60年代に世に出してからほとんど変わらないスペースにオートエアコンを押し込んでるのだから、M3のスペースに露出計を組み込んだライカみたいなもので、まあ、致し方ないところか。 今やM型ライカはM8になって、姿はそのままにデジタル化された。 近い将来、クルマも太陽光発電でエアコンを効かせることができるようになるのだろう。 太陽が照り付ければ照り付けるほど室内は冷えて、化石燃料を食うこともない・・・ この季節、空冷に乗るなら早朝が一番かなぁ。 学校は夏休み真っ只中。 宿題は朝の涼しいうちに済ませてと言うではないか(今でも言うのかな)。 ポル子も走らせるなら早朝か・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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