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テーマ:911FANマガジン(444)
カテゴリ:ポルシェ雑感
BRIOという雑誌、どちらかというとセレブ系とでも言うのか、貧窮にあえぐ小生にはなかなか食指が伸びなかったのだけれど、
表紙に「毎日ポルシェの幸せ」なんて書いてあれば、これは手を伸ばさないわけにはいかない。 トップに356、次に911ターボ、993カレラS、ナローの911T、964スピードスター、そして959と、911に心底入れあげている幸せなオーナー達の日常が取り上げられている。 もちろん商売だから、後半は現行モデルの宣伝を忘れてはいないが、メインが空冷モデルで固められていたのには好感が持てた。 まあ、現行の997を買った人が「毎日ポルシェの幸せ」を感じるかといったら・・・ 今の911はそんなマニアックなクルマではないのかもしれない。 真っ赤な911ターボの「リアのフェンダーをバスタオルで拭くときに最高の喜びを感じます」だってさ・・・イイねぇ。 取材されるのだからもちろん洗車はしたのだろうけれど、どのクルマもぴいかぴかで、いやはやホント、イイねぇ。 我がポル子も、週末にしか構ってやれないのだが、1日だって君のことを思わない日はないのだよ。 通勤している時、街でポルシェを見かけた時、ふとポル子のことを思い、ああしようか、こうしようかと思いを巡らせている自分がいる。 そして、嫌なことがあっても、ポル子のことを考えるだけで、不思議なほど癒される自分がいる。 うんうん、まさに「毎日ポルシェの幸せ」ね。 ポル子は雑誌に登場するようなスペシャルモデルではないし、かなりくたびれているけれど、16年経ってもエンジンは一発で目覚めて元気良く回る。 他のクルマを欲しいと思わせないあたりは、ある意味、エコカーであるとも言えるのではないか。 今年もあと僅か。 明日はこの一年の感謝を込めてポル子を磨いてやろう。 磨くと言っても、実際にはかえって傷付けることになるのだろう。 でも、ポル子には悪いけれど、これが幸せなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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