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動脈硬化とは、血管の内側の壁面に脂質、繊維、カルシウムなどが蓄積して、血管が固くなってしまう状態をいう。これが進むと、さまざまな成分が付着することで血管の壁面が盛り上がり、血管が細く、もろくなってしまう。 最終的には、血液の流れが悪くなったり、血管が破裂したりする。その場所によっては命にかかわる深刻な事態になるのである。 動脈硬化には、アテローム硬化(粥状硬化)、中膜硬化、細動脈硬化の3つのタイプがあるが、この中でも最も危険なアテローム硬化の進行に、活性酸素が一役かっているのである。 ● 活性酸素がアテローム硬化を悪化させる 血液中の脂質の中には、コレステロールを多く含むLDLが存在する。これが“悪玉コレステロール”だ。LDLは増えすぎると、血管の内側に入り込む LDLは活性酸素によって酸化されると、変性LDLになる。変性LDLを異物とみなし、マクロファージ(免疫システム)がはたらく。マクロファージは変性LDLを取り込んで活性酸素を放射する。活性酸素がさらに増える。 変性LDLを取り込んだマクロファージは脂肪分タップリの泡沫細胞となり、血管壁の内側にたまる。このため、血管がせまくなってしまう。 糖尿病と活性酸素 炭水化物や糖類が消化吸収されると、血液中でブドウ糖(血糖)となる。血糖はすい臓から分泌される インシュリンというホルモンのはたらきでエネルギーに変わり、人間の活動を支えている。また、インシュリンは 不要なブドウ糖を中性脂肪に変えたり、細胞組織に送り込むはたらきも担っている。 インシュリンのはたらきが悪くなると、血糖をコントロールすることができなくなり、高血糖の状態になる。 これが「糖尿病(インシュリン依存型)」だ。下の図のように、活性酸素は糖尿病の発病から合併症の進展にまで関わっている。 固体マイナス水素イオン健康法:http://tinyurl.com/2056r2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.02 09:46:02
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