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胃がんの原因ははっきりとは分かっていませんが、食物の中で、特に塩分の摂りすぎが危険因子と考えられています。 特に日本人が欧米人に比べて胃がんになる人が多いのは、保存食、塩蔵食品などから塩分を多く摂取するのが大きな原因だとの見方です。 他にはタバコ、熱い食べ物や飲み物、肉や魚の焦げた部分、早食い、お酒の飲みすぎ、ストレスなどが胃がんのリスクを高めるとされています。 また、胃の中に生息していて、慢性萎縮性胃炎などを起こすヘリコバクター・ピロリ菌が、胃がんにも関係していると言われていますが、この辺のところは、まだはっきりとは分かっていません。 胃がんの予防 胃がんの危険因子としては、塩分そしてタバコ、アルコールがありますので、減塩と禁煙と節酒が胃がん予防の最大のポイントです。 また、ビタミンCやカロテノイド(カロテン)類といった抗酸化物質を多く含む緑黄色野菜や果物、ピロリ菌を除去すると言われるカテキン(緑茶に多くふくまれるポリフェノール=渋み成分)やリコピン(トマトに含まれるカロテノイド=色素)などは、胃がんを予防する効果があるとされています。 現在では胃がんは早期発見により、ほぼ確実に生存できる病気になりました。 がん細胞が粘膜に留まっている間に発見できれば、胃を切除する必要もなくEMR(内視鏡的粘膜切除)だけで患部を除去することが可能です。 そういう意味で、定期的に胃がんの検診を受けることが、最大の胃がんの予防・対策方法と言えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.10 08:41:46
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